【まずはこれだけ】アメフトのルールを簡単に解説します|初めての人向けの知識

アメフトはルールが複雑すぎるので「なにやってるのこれ?」となる人は多いです。

今回はアメフトのルールをめちゃめちゃ簡潔にまとめていきます。

全てのルールを扱うわけじゃないですけど「とりあえずこれだけ覚えておけばなんとかなる!」という知識を扱うので、アメフトを全く知らない人は参考にしてみてください。

※完全初心者向けに書いているので、記事構成をものすごいシンプルにしています。

アメフトは11人でやるスポーツ

アメフトは11人でやります。

よってフィールドには22人(自分と相手チーム)いることになります。

ただし、自分チームも相手チームも攻撃・守備とメンバーが分けられていることが多いので、実際の試合では11人より多くの人が必要になります。

アメフトの得点方法

 

アメフトで得点する方法は主に3つあります。

  • 走ってエンドゾーンに入る
  • パスをキャッチしてエンドゾーンに入る
  • キックでゴールポストに入れる

それぞれ軽く解説します。

走ってエンドゾーンに入る

アメフト ルール

ボールを持って走り、エンドゾーン(TOUCHDOWNのある場所)を目指します。

ここにボールを運ぶと6点取ることができます。

ちなみに飛び込んでもいいし、押し込んでもいいです。

パスをキャッチしてエンドゾーンに入る

アメフト ルール

エンドゾーンでパスをキャッチすることでも得点することができます。

ボールを持って走ってもいいし、パスをキャッチしてもいいので、とにかくエンドゾーンを超えることがアメフトの基本的な得点方法です。

キックでゴールポストに入れる

アメフト キック 

アメフトはキックで得点することもできます。

フィールドからキックをして、ゴールポストの枠内に入れると3点取れます。

基本的にはみんな6点取りたいので、キックを選択する場合は『6点取るのが難しいとき』か『3点取った方がいいとき』のどちらになります。

知っておきたいアメフトの基礎知識

 

知っておきたいアメフトの基礎知識を書いておきます。

アメフトは4回の攻撃権で10ヤード進む必要がある

アメフト 10ヤード進む

攻撃側には4回の攻撃権が与えられます。

この4回の攻撃権のうちに10ヤード(約9メートル)進むことができれば、さらに4回の攻撃権を得ることができます。

4回のうちに10ヤード進めさえすればずっと自分たちの攻撃です。(得点するまで)

逆に4回の攻撃権のうちに10ヤード進むことができなければ、その時点(≒その地点)で攻守交替となります。

そのため、実質攻撃チャンスは3回で残りの1回はキックを選択することが多いです。

アメフトは15分×4クウォーターで行われる

アメフトの試合は15分×4回(ハーフタイムあり)で行われることが多いです。

ただし、アメフトは時計が止まることがよくあるので実際には60分で終わることはないです。

アメフトはセットプレーで始まる

アメフト セットプレー

アメフトはセットプレーで始まります。

バスケやサッカーとは違い、毎回『セット』をするのでスポーツとしてはプレーの区切りがハッキリしています。

上の画像のように選手が集まっていたら「あ、プレーが始まるんだな。」と考えておけばOK。

タッチダウン後にはボーナスチャンスがある

アメフト ボーナスチャンス

アメフトはタッチダウン(≒エンドゾーンを超えること)をすると、ボーナスチャンスが与えられます。

ボーナスチャンスの選択肢は2つあります。

  1. セットプレーからタッチダウンを狙う
  2. フィールドゴールを狙う

セットプレーからタッチダウンをすることができれば2点取ることができます。ただし、相手も守りにくるので成功率はかなり低いです。

フィールドゴールは決めても1点しか取れないですけど、2点のタッチダウンを狙って失敗するより、そこそこの成功率で1点を取る方がアメフトでは無難な選択です。

そのため、基本的にはボーナスチャンスではキックを選択します。

相手のパスをキャッチしたら即攻守交替

アメフト インターセプト

守備が相手のパスをキャッチしたらその瞬間に攻守交替です。

いきなり攻守が変わるのは、サッカーやバスケでもありますけど、それと似たような感じですね。

ただキャッチする必要があるのでボールを弾くだけでは攻守交代はしません。

相手のパスを守備がキャッチすることを『インターセプト』と言います。

ボールを落としたら拾った側に攻撃権が移る

アメフト ファンブル

タックルなどで相手がボールを落としたら、そのボールを拾った側に攻撃権が移ります。

  • 落としたボールを攻撃側が拾う→攻撃権は移らない
  • 落としたボールを守備側が拾う→その瞬間に攻撃権が移る

これもサッカーやバスケでいきなり攻守が変わるようなイメージですね。

ボールを落とすことを『ファンブル』と言います。

アメフトはプレーの種類が多すぎる

アメフト 戦略

アメフトはプレーの種類が多すぎます。

4回の攻撃で10ヤード進むために、とんでもない数のプレー(≒戦術)があり、各選手はそれらを事前に暗記してそれぞれに与えられた役割を果たしていきます。

これがアメフトの面白いところなんですけど、この話を深堀りするとワケが分からなくなると思うのでとりあえず『アメフトはプレーの種類が多すぎる』とだけ覚えておいてください。

いろんなスポーツがありますけど、アメフト以上にプレーの種類が多いスポーツはそうないと思います。(というか一番多いと思う)

そもそもルールの範囲内であればプレーに決まりがないので『誰も予想してなかったプレー』というのも現実的にあり得ます。

まとめ

 

ここまでザっとアメフトのルールについて書いてみました。

正直もっと書かないといけないことがあるんですけど、書けば書くほど初心者が置いてけぼりになってしまうんですよね。

「ルールを知ってもらってアメフトに興味を持ってほしい。」という想いはあるものの、詳しく書きたくても書けないので、今回こういう感じで簡潔に書いてみました。

一応今回書いたことだけでも、アメフトの試合は見れると思います。

後は文字で理解するより実際の試合で「あぁ、こういうことかな。」と理解してもらう方がいいと思うので、とりあえず今回の話だけでも覚えておいてほしいです。

私は日本でアメフトを広めたいと本気で思っているので、ちょっとでも興味を持ってほしいです。

よろしくお願いします。

※記事はブラッシュアップしていくので、意見などもお待ちしてます!