何かの勉強を始めるときは「基礎・基本」からやるのが常識だと思います。
今回はこれからマーケティングを勉強していく初心者に向けて、マーケティングの基礎・基本である『定義』を徹底解説してみます。
0からでもしっかり分かるようにシンプルな解説をしていくので、興味がある人は頑張ってついてきてください。
マーケティングの定義を理解する
このブログ・この記事においてマーケティングは以下のように定義します。
マーケティング=愛
愛=『大切な人を幸せにするための思考&行動全般』
なぜこの定義としているか?はシンプルにそれが一番しっくりきたから。
マーケティングをする目的はビジネス成功のためです。そしてビジネスの成功の鍵は『どれだけ顧客のことを考えられるか?』です。
じゃあこのとき、顧客への愛が全くない状態でマーケティングをしたらどうなるか?と考えたらまぁ成功率は当然下がるわけですよね。それはなんとなくでも分かるはず。
それならマーケティングの定義を『愛』としておいた方が上手くいく気がしませんか?その愛を『大切な人を幸せにするための思考や行動』と考えていれば、変な失敗とかしなくて済むと思いませんか?
私はそれが経験上、正しいと言えたので私の中でのマーケティングの定義は『愛』となってます。
なので、このブログ・記事および私のマーケティング活動を参考にする場合は「あぁ、なるほど。この人はマーケティングを愛だと捉えているんだな。」と理解してください。
マーケティングをしている限り、この定義が崩れることはないです。
このブログ・記事ではマーケティングに関するいろんな情報を発信していきますけど、その中で「あれ?」と思う部分があるかもしれないです。
でも、私の中での定義は変わらないので、もし何か不安とか疑問とかあったときはこの記事(この定義)に戻ってきてください。
マーケティングにおける愛とは何か?を理解する
マーケティングとは愛であり、その愛とは『大切な人を幸せにするための思考&行動全般』と理解したら、次はより具体的な例を考えていきます。
まず、あなたの大切な人(≒幸せにしたいと思える人)を思い浮かべてください。(できれば紙に書いてみてください)
思い浮かんだら「具体的に自分は何をしてその人を幸せにするんだろうか?」というのを考えてみてください。
このときおそらく「○○をして幸せするんだ!」とすぐ答えが出てくる人はほとんどいない思います。でもそれで良いんです。
なぜなら、大切な人を幸せにするのは意味分からないくらい難しいことだから。
自分の人生においてそれほど難しいことはないだろうと思えるレベルで難しいことなので、大切な人を幸せするための具体的な方法というのはパッと出てこないのが普通。
だから考えるんです。だからコミュニケーションを取るんです。だから行動するんです。
大切な人の幸せがどんなものなのか?が分からないなら、朝から晩までずっと考える。考えても分からないならコミュニケーションを取って探ってみる、聞いてみる。あれこれ行動して何が良くて何がダメなのかを検証してみる。
これらをひたすら繰り返していくのが愛だと思うし、その姿勢が結果的にマーケティングの基礎・基本に繋がっていきます。
ネタっぽい感じがあるかもしれないですけど、実際のマーケティング活動はこれらとほとんど変わりません。
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やってることは「顧客のことをしっかり考え、分からないなら顧客とコミュニケーションを取り、あれこれ行動して検証する」ということなので。
ここでいう顧客があなたの大切な人であるから、その人を幸せにできるくらい考えて行動していきましょうね!というシンプルな話です。
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まぁ仕事の内容によっても違いますけど、マーケターとして求められているのはこういう活動なので、まずはとにかく『大切な人の幸せ』についてめちゃめちゃ考える癖は付けておいた方が良いです。
大好きな人を振り向かせる努力が必要である理由
私はマーケティングのスキルを高める方法の1つとして「大好きな人を振り向かせる努力を本気でしよう」という内容の記事を書いてます。
以下の3点が内容の要約。
- 大好きな人(≒大切な人)を振り向かせることができないなら、自分達のビジネスで顧客に振り向いてもらうことは難しいと思う。
- 大好きな人(≒大切な人)に振り向いてもらえたという経験をしたなら、自分達のビジネスで顧客に振り向いてもらうために何をすればいいのか感覚的に分かると思う。
- 大好きな人(≒大切な人)を振り向かせることができたなら、相対的にマーケティングの難易度は下がると思う。
顧客に対して「うちの商品・サービスは良いですよ!だから買ってください!」と言っても効果を期待できないのは、顧客のことを考えられていないから。
そういう失敗を減らすために、自分の大好きな人(≒大切な人)のことを真剣に考えて行動するという経験が必要なんですね。
逆に、自分の大好きな人(≒大切な人)に振り向いてもらえた経験があるなら、どれだけ大変なことをしたのか?というのも感覚的に理解できるはず。
それを理解した人はマーケティングで言われている”顧客のことを考えろ!”という言葉の意味を理解できるはず。
今、この意味が100%理解できなくても大丈夫です。マーケティングの仕事をしていく中で「あぁ、なるほど。こういう意味だったのか。」と分かるときが来るはずなので、そのときに理解してもらえれば良いです。
※これはマーケティングの定義を愛としているからこそ出てきたもので、実際に私がマーケティングの仕事をするときに役立っている考えになります。
大好きな人を振り向かせる努力をするべき理由を解説!【マーケティング力が爆上がりする】
まとめ
マーケティングの定義について書いてみました。
まとめるとこういうことです。
- マーケティングとは愛
- 愛とは大切な人を幸せにするための思考&行動全般
- 大切な人を幸せにする難しさを現実的に理解すれば、相対的にマーケティングの難易度は下がるはず
最初にも書いたんですけど、マーケティングの定義はマーケティングにおける基礎・基本の部分に当たります。
だからこれは絶対理解してください。
定義を理解しないとこの先何かのマーケティングをするとき「あれ?これってなんだ?どうすればいいんだ?」と迷うだろうし、知識がごちゃごちゃするし、その結果悪い方向に進む可能性が高くなります。
とりあえず「あぁ、なるほど。マーケティングとは愛なんだな。愛する人のためにいろいろ頑張るんだな。」とだけでも理解しておきましょう。
※ネタっぽい定義だと感じるかもしれないですけど、現役のマーケターである私が「…いや、真面目な話これが一番良い定義だと思う。」と言えるものなので、そこは安心して良いです。
AMAの定義も確認しておこう
Marketing is the activity, set of institutions, and processes for creating, communicating, delivering, and exchanging offerings that have value for customers, clients, partners, and society at large. (Approved 2017)
引用元:https://www.ama.org/the-definition-of-marketing-what-is-marketing/
これはアメリカマーケティング協会の定義。
マーケティングはアメリカで生まれた概念なので、簡単に言ってしまえば「これがベスト定義」みたいな感じですかね。
ただ実際のマーケティングで使われる?説明される?のは有名なマーケターの定義だったりするので、実用的な定義かどうかは分からないです。
一応の説明として載せておきました。