マーケティングスキルを高めたいなら、大好きな人を振り向かせる努力をするのがおすすめ。
今回はその理由を解説します。
良ければ参考にしてみてください。
大好きな人を振り向かせる努力をするべき理由
大好きな人を振り向かせる努力をするべき理由は以下の通り。
- それが一番難しいことだと思うから
- 人によってはいっきに成長できるから
- 人の気持ちを考えるきっかけになるから
- 自分の甘さを知れるから
それぞれ解説します。
それが一番難しいことだと思うから
私は人生の中で最高レベルに難しいことの1つが、大好きな人に振り向いてもらうことだと思ってます。
なんなら一番難しいと言っても過言じゃないとさえ思ってます。
自分が「本気で好き!」と思う人に「本気で好き!」と思ってもらうのはどう考えても簡単じゃないし、それが簡単じゃないことは多く人が感覚的にも現実的にもなんとなく理解しているはず。
だからこそやる意味があります。
そもそも、マーケティングは恋愛とよく似ています。
知られていない状態から知ってもらって、商品やサービスを買ってもらうという流れは、初対面から友達になって、その後付き合ってもらうという流れとほぼ同じ。
継続的に商品やサービスを買ってもらうのは、付き合ってもらった後どうやってその人との関係を続けていくのか?を考え行動するのとほぼ同じ。
その相手が「大好きな人」というわけです。
だからシンプルにめちゃめちゃ難しいわけですけど、だからシンプルにめちゃめちゃ価値ある経験になるし、結果的にマーケティング力UPに繋がります。
人によってはいっきに成長できるから
恋愛をきっかけにして人が成長するというのはよくある話だと思います。
例えば、大好きな人のタイプが「勉強ができる人」だとするなら勉強を頑張ろうと思うはず。優しい人がタイプだと言うなら「優しい人」になろうと思うはず。
細かいものも含めるともっとたくさん努力していることがあるはず。例)可愛くなるためとか、かっこよくなるためとか。
そうしようと思えるのは、好きだからだろうし、振り向いてもらいたいからですよね。
別に好きじゃない人のタイプを聞いても何とも思わないだろうし、わざわざ大変なことをしようとは思わないはずなので。
その努力をした結果、自分が全く成長しなかったということはないと思います。
好きな人に振り向いてもらう努力を本気でしたのに、努力をする前の自分と全く変化がなかった!なんてことはないと思います。
つまり、大好きな人を振り向かせる努力をすることで何かしら成長できるということ。
恋愛とマーケティングが似ているなら得たものは確実に自分のプラスになるというわけです。だからやるべきという結論になります。
人の気持ちを考えるきっかけになるから
恋愛も相手の気持ちを想像することが大事ですよね。
相手の気持ちを一切考えずに行動していて、大好きな人が振り向いてくれるケースなんてほとんどないと思うので。
その相手が大好きな人だったとしたら、より深くその気持ちを考えようと思えるはずなので、結果的にそれがマーケティングの思考に結び付きます。
結局のところ、ビジネスの相手は人なんです。
だから人の気持ちを考えられる方がマーケティングとしては絶対的に有利だし、明らかにプラスに働きます。
そのきっかけを良い感じで作れるのが「大好きな人を振り向かせること」だと思うので、結論として「大好きな人を振り向かせる努力をするべき」ということになります。
自分の甘さを知れるから
大好きな人を振り向かせようと頑張る過程の中で、自分の甘さを知ることになると思います。
なぜなら、今の自分で振り向いてもらないということは、今の自分を変えないといけないということだから。
言い換えるなら、変わるための努力を継続的にやらなければいけないということ。
人は簡単には変われません。人は現状維持を好む生き物であるというのは多くの人がなんとなくでも理解していることだと思います。当然、現状を変える難しさも理解しているはず。
そこに自分の甘さ・弱さが出てきます。
でも、それは良い意味で「甘い・弱い自分から本気の脱却ができるチャンス」でもあります。
もちろん今の自分が甘い・弱いというわけじゃないです。ただ、大好きな人を振り向かせるための努力ができる自分になる!というのはプラスに働くので、結果的に今より強い自分になれます。
- 自分の甘さを知るチャンス
- そんな自分を変えるチャンス
- 今より魅力的な自分になれるチャンス
これらが期待できるので、私は「マーケティングのスキルを高めたいなら、大好きな人に振り向いてもらう努力を本気でするべき」と思っているわけです。
大好きな人を振り向かせる難易度を理解するのが重要
この話の重要な点は「大好きな人を振り向かせるのがどれだけ難しいことなのか?」を現実的に理解することにあります。
何もしないでも好きな人に振り向いてもらえる人は別として、普通は難しいわけです。世の中、告白してフラれる人の方が圧倒的に多いので。
だからその難しさを現実的に理解できれば、マーケティングの難しさは相対的に下がるはず。
私くらいのレベルになると「あぁ、なるほど。大体のマーケティングは大好きな人を振り向かせることより簡単だな。」と思えるようになります。
もし仮に大好きな人を振り向かせることより難しいマーケティングの仕事があったなら、そんな仕事は断れば良いんです。そんな難しい仕事を受ける意味はないはずなので。
こんな考えでいればマーケティングに対する考え方もだいぶ変わるはずなのでおすすめ。
要するに「大好きな人に振り向いてもらうのはめちゃめちゃ難しいことだから、その難しさを現実的に理解してしまえば、相対的にマーケティングの難易度が下がったように感じるからまぁなんとかなると思う」ということ。
【おまけ】フラれて見える世界は価値あるものだと思う件
個人的な意見ですけど、好きな人にフラれて見える世界は価値あるものだと思ってます。
フラれた悲しさ、悔しさ、努力不足、自分の甘さ、その他いろいろなことを知れる機会だし、そんな機会は普通に過ごしてたら滅多にないし、変わるきっかけが多く得られるものだと思うので。
だからこそ、マーケティングの仕事をするなら一度くらい大好きな人を振り向かせる努力を本気でしてみるのがおすすめという結論になります。
大好きな人を振り向かせる努力を最大限やって付き合えたなら良いことだし、フラれたとしても得られるものがあるはずなので、どっちに転んでも成長はできるはず。
もちろん、付き合える方が良いとは思ってます。
この話はあくまでも「フラれたことで見えた世界にも価値はあったよ。だから恐れずいこう。」という意味の話なので。
ただ、マーケターの成長という点で言えばむしろフラれる方がプラスになる説あります。それは振り向いてもらうことの難しさを理解できるから。
敗北と挫折は強くなるきっかけ
大好きな人にフラれるということは恋愛的敗北を意味します。
そして現実的な話をすれば、フラれてもすぐに立ち直り、努力ができるなんて人はほとんどいないと思います。
「…フラれた…。もうだめだ…。終わりだ…。」
リアルにこの世の終わりすら感じる、恋愛的挫折を経験する人だっていると思います。
でも、強くなるためにはそれが重要なんですね。
アイシールド21に出てくる王城ホワイトナイツの監督(ショーグン)はこんな言葉を残しています。
今日の試合か
勝者は誰もいない
だが 勝負の世界はな 挫折した奴だけが強くなる
今年はまだ始まったばかりだ!
(引用)
原作:稲垣理一郎
漫画:村田雄介
出版社:集英社
巻数:3巻
ページ数:65p
恋愛も見方を変えれば勝負の世界。
たとえ好きな人にフラれて恋愛的敗北・挫折を味わったとしても、そんな自分には強くなれる可能性があるということ。
それを価値あるものだと理解することが超大事。
私レベルになると「…いや、ホントそう。」と思えるし、フラれたことで強くなれるなとリアルに思いますね。
これは「フラれることは悪いことではない」という意味。敗北を知った者、挫折を知った者しか分からないことがあるよ!という完全なるプラスの意味。
それが上に書いた話の続きみたいな感じです。
だから結論として「大好きな人を振り向かせる努力を本気でした方が良い!」ということになります。
大好きな人にフラれても笑える人がいる
これは余談なんですけど…
好きな人に告白して、フラれた後に笑う人っているじゃないですか。
「好きな人に告白してフラれてるのに、なんで笑えるんだろう?」と疑問に思ってたんですけど、そこには「自分の全力を出したから」という理由があったんだと思います。
アイシールド21で例えるなら進清十郎のように。
進はとある試合の後、清々しく笑っていました。その理由はおそらく「自分にできることを全てやった、そして○○だった!」という結果に自分が納得できたからだと思います。
進は努力する天才です。
私たちが「これは無理でしょ。」と思うことも一切手を抜かずに努力します。己を高めることが当然だと思って、そのための行動を当たり前にしています。
進はできること全てを全力でやりました。今までどう頑張っても到達できなかった世界にも足を踏み入れました。
そこまで全力でやれたなら、結果がどうであっても笑顔に繋がるんだなと思います。
勝てれば嬉しいし、負けても「これ以上は無理だったから仕方ない!」と自分が納得できるみたいな。
最初に書いた「好きな人にフラれたのに笑っている」というのは、できることを全力でやった結果に自分が納得できたのかなと。だからフラれても笑えたのかなと。
進がとある試合の後に見せた清々しさと同じものを感じれるように、大好きな人を本気で振り向かせる努力をするべきだと私は思います。
是非とも進が見せた表情をチェックしてみてください。
1巻から読んでいくと「…はぁ…進ってホント凄いなぁ…カッコいいなぁ…。」って思えるはずだし、この話の意味もちょっと分かるはず。
ちなみに、進が笑っていた理由は一つじゃないと思います。
最強のライバルと本気で勝負できることを嬉しく思う人はいるだろうし、シンプルにアメフトを楽しんでいたのかもしれないし…その理由はいろいろあるはず。
とにかく全力でやることの楽しさを教えてくれるのも進のかっこいいところなので、そこもチェックしてみてください。
フラれても感謝できる人の気持ちがなんとなく分かった
これも完全に余談なんですけど…
フラれたけど相手に感謝する!みたいな話ってたまに聞くじゃないですか。
私は「なんでフラれたのに感謝できるんだろう?」と疑問に思ってたことがあるんですけど、大人になってなんとなく理解できたなと思います。
個人的な見解では「人間的に成長できたから」だと考えてます。
やっぱり好きな人に振り向いてもらう努力は並大抵のものじゃないし、リアルにトップレベルで大変&難しいことだろうから、結果付き合えたなら「成長できたことに対する感謝」も生まれるのかなという感想。
もちろん「今まで付き合ってくれてありがとう!」とか「楽しい思い出をありがとう!」みたいな意味はあるだろうけど、むしろ他にもたくさん理由があるんだろうなという気はしてます。
仮に付き合えなくても、フラれること(≒振り向かせようと本気になれたこと)で自分が成長できたならそれも「ありがとう!」という感謝に繋がるかなと。
個人的な意見としても「あぁ…確かに、フラれたとしてもその人に振り向いてもらおうと思って努力できたのはきっとその人のおかげなんだろうなぁ…。好きになってさえいなかったらそんな努力できなかったろうからなぁ…。」と思うので。(綺麗事でもなく真面目な話で。)
何が言いたいかというと「自分にとっての大好きな人はいろんな意味で凄い。」ということ。一人の人間を本気にさせるくらいのパワーがあるんだなということ。
その気付きがマーケティング力をぶち上げる一つのきっかけになると思うので、だったらその恋愛で得たものをマーケティングに活かしましょう!という話になります。
結論として、マーケティング力を上げたいなら大好きな人に振り向いてもらう努力を本気でするべき、ということになります。
【おまけ2】音楽がより楽しめるのはフラれた人の特権だと思う件
もう一つおまけの話。
大好きな人に振り向いてもらうための努力をすると、音楽がより楽しめるという特権が与えられます。
例)恋愛ソングの歌詞の意味がグッと響くとか、応援ソングが心に響いて「よっしゃ!頑張ろう!」と思えるとか。
私は音楽が好きなのでこれは良いなと思ってます。
普通に聴いてても楽しめますけど、より深く歌詞の意味とかを感じれて、より強く心に響くのはやっぱり良いなと思うので、それができるのは特別な経験だと思います。
なので、結論として「大好きな人に振り向いてもらうための努力をするのが良いと思う。」ということになります。
フラれたら失恋ソングとか聴けばいいし、付き合えたらハッピーラブソングとかでも聴いてみれば「あれ?なんか今までと感じ方違う!」となる気がします。
それが音楽好きには結構いい経験だなと思いますね。
マーケティング的に言えば深い洞察?共感?を得られるので、他の人の気持ちがなんとなく理解できるというメリットもあります。
「あぁ、自分はこの曲を聴いてこういうことを感じた…。ということはきっと同じことを感じてる人がいるんだろうなぁ…。それがきっとこの曲の良いところなんだろうな…。」
こう思えることで、マーケターに求められる『共感力&大衆心理の理解』みたいなものが身につくはず。
それが他のマーケティングの仕事に活きないわけがないと思ってるので、個人的にはやっぱりおすすめしたいですね。
【おまけ3】好きな人の凄さを知ると人間的に成長できる件
最後にもう一つおまけの話。
途中にも書いたんですけど、誰かにとっての好きな人ってホントに凄いと思うんですよね。
自分が本気になることって自分次第みたいなところがありますけど、見え方としては「本気にさせてる」はずなんですよ。
例)好きな人のタイプが優しい人というなら、全力で優しい人になろうと努力するみたいな。
そんなこと普通できなくないですか?だって自分は自分であって、素の自分が優しくないならなんでそれを人の為に変えなきゃいけないんだ?と思いませんか?
私はそう思っちゃう人なんですよね。それは性格以外の話も含めて。
…でも、だからこそ「そうさせる人」はホントに凄いなと思います。そしてそう思えた時「あぁ、好きな人ってやっぱり凄いなぁ…。」と思えるようになりました。
結果的にそれが自分の成長に繋がったので、結論として「人生で一度くらい好きな人を振り向かせる努力を本気でした方が良い!」ということになります。
まぁ感じ方は人それぞれですけどね。
そしてこの話に関して言えばマーケティングと直接関係ないです。
ただ、間接的に関わりがあると思ってるので、頭の片隅にでも入れておいてほしい話だったりします。
ちなみに私は『好きな人』はだいたい尊敬してます。それは私が「あぁ、この人好きだ!」と心動かされた人だから。その時点でもはや私からしたらすごい人なんですよね…。
まとめ
マーケティング力をUPさせたいと思うなら、人生で一度くらい大好きな人を振り向かせる努力を本気でするべきだと思ってます。
漫画とかアニメで例えるなら、強くなるために過酷な修行をする!みたいな話と似てます。
漫画とかアニメなら修行のきっかけは大体「敗北や実力不足の理解」ですよね。それがこの記事に書いた「難しさ(≒振り向いてもらえない現実)」と同じ。
大好きな人が自分にとってどれだけ特別なのか?というのは本人が一番理解しているはず。
- どうしたら振り向いてもらえるのか?
- どうしたら喜んでくれるだろうか?
- どうしたら幸せにできるだろうか?
こういうことを考えて行動できるのは当たり前じゃないし、それができる人ならマーケティングの本質的な考え方は容易に理解できるはず。
もし、マーケティングの仕事を頑張っていきたい!と思うなら、一度は大好きな人を振り向かせる努力を本気でやってみるのがおすすめ。
個人的には難しい用語多めの本で勉強するとか、マーケティングのセミナーに行くとかより数億倍効果あると思ってます。
何か響くものがあれば参考にしてみてください。
※ちなみに「大好きな人に振り向いてもらい為には何をすれば良いのか?」というのは私にも分かりません。
なんなら誰も知らないし、分かりません。
それは振り向いてほしいと思う相手本人にすら分かってないことだと思うので、ひたすら考える必要があるし、話せる距離に相手がいるならコミュニケーションを取ることもめちゃめちゃ大事。
答えのない問題をどこまで考え、どこまで行動できるか?というのが想いの強さだと思うので、それをベースにして自分のやるべきことを探してみてください。
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