マーケティング力をUPさせたいなら企業分析がおすすめ。
この記事では企業分析をするべき理由を解説します。
良ければ参考にしてみてください。
企業分析をするべき理由
企業分析をするべき理由は以下の通り。
- マーケティングの知識&施策が詰まってるから
- 成功例も失敗例もすぐに分かるから
それぞれ解説します。
マーケティングの知識&施策が詰まってるから
企業分析をするということは、その企業のマーケティングを分析するということとほぼ同じ意味になります。
なぜなら、マーケティングは経営に大きく関わるから。
マーケティングという言葉は個々の施策に向けて使われたりしますけど、結局のところ個々の施策の先には経営の話が存在します。
そしてマーケティングが経営に関わるからこそ、それを分析する意味があります。
- めちゃめちゃ大赤字で今すぐにでも倒産しそうな企業のマーケティングが最高レベルに良い!なんてことはあり得ない
- めちゃめちゃ儲かってる企業なのにマーケティングが下手過ぎることはあり得る
- そこそこ儲かっている企業なのにマーケティングが下手ということはよくある
- 全国的な知名度はなくてもマーケティングが上手い企業は存在する
- 大手企業でなくてもマーケティングが上手い企業は存在する
- マーケティングが上手い企業は経営そのものが上手い
- マーケティングが下手なのに経営が上手い企業はほぼない
- (その他いろいろ)
これらの情報幅の中にいろいろ参考にするべき情報が詰まっているので、企業分析≒マーケティング分析になるということ。
そしてそれが結果的にマーケティング力UPに繋がるので、企業分析をするべきという結論になるわけです。
成功例も失敗例もすぐに分かるから
企業の成功理由、失敗理由はそこそこの確率で表に出てきます。
成功したら本やメディアで特集が組まれたり、失敗したらニュースなどの情報が出てきて「これが失敗の原因だろう」みたいな予想も大体出てきます。
また、業界の第一線で活躍している人はSNSなどで話を取り上げたりすることもあります。
つまり、成功例も失敗例も調べればすぐに出てきて、どちらであったとしてもマーケティング力UPに繋がるということ。
- こうしたら上手くいった!→暗記すべき
- これが原因で失敗した!→暗記すべき
どっちに転んでも分析対象として参考になるし、その結果としてマーケティング力UPに繋がるので、企業分析をするべきという結論になります。
企業分析のコツは失敗例を集めること
企業分析のコツを1つだけ紹介します。
そのコツとは「失敗例を集めること」です。
個人的な意見ですけど、企業の成功例を分析するのは難しいんですよね。
何が要因なのか?というのが分かりにくいし、分かったとしても真似できないことが多いし、世の中失敗例の方が多いはずなので、だったら失敗例をベースに考えた方がマーケティング力UPに繋がると思います。
失敗例の情報が集まると「あぁ、これは失敗するよね。」となんとなく分かるようになるし、それが分かれば自分達はそれを避ければ良いわけなので、結果的に成功率も上がるはず。
※例えるなら「こんな勉強法はダメ!」と言われているものをわざわざやろうとしない!みたいな話。
もちろん、成功してる企業の分析をしても良いです。
ただ、成功してる企業は本が出てたりするので、だったらそれをメインにした方が個人的には良いかなと思ってます。
素人・初心者が成功例を分析するより、成功させた本人(or関係者)の話を聞いた方がプラスだと思うし、何より楽だと思うので。
まぁどうするか?というのは各自で判断してみてください。
まとめ
マーケティング力UPさせるには企業分析をするのがおすすめという話を書きました。
ただ、別の記事で書いたマーケティング力UPの話に比べると優先度は低めかなと。企業分析をしなくてもマーケティング力をUPさせることはできるので。
それに、マーケティングの仕事をするとき競合分析などをすると思うので、その過程でいろいろ情報に触れると思います。
なので「そのときやる!」というのも全然あり。
要するに「初心者の段階である今、企業分析に力を入れる必要はあんまりないよ!」という意味です。
ちなみに優先度は低いし、ちょっと難しいので必須ではないということだけ最後に改めて書いておきます。
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