「恋愛における情と好きの違いってなんだろう。今のこの気持ちは情なんだろうか、それとも好きなだけなのだろうか…。」と疑問に思う人もいるはず。
今回は情と好きの違いについて書いていきます。
個人的な意見なので「こう考えるべきだ!」とか「これが正解だ!」というものではないですけど、何かヒントになるかもしれないのでよければ参考にしてみてください。
情と好きの違いってなんだろう?
個人的な『情と好きの違い』は以下の通り。
- 『情』は好き以外の想いが強いもの
- 『好き』はシンプルに好きだと思えるもの
それぞれ解説します。
『情』は好き以外の想いが強いもの
私は好き以外の想いが強いものを『情』だと思ってます。
例えば『本当は付き合いたいと思わないけど、ここまで自分のことを好きだと思ってくれるのなら付き合ってみよう』と思うのが情。
自分の本当の気持ち以上に優先すべきものがあるから情と呼べるのかなと。
もちろん、これは例えなので当てはまる唯一のものではないですけど、見極めポイントとしては『自分の本当の気持ち以上に優先するものがあるのが情』という感じになると思います。
『好き』はシンプルに好きだと思えるもの
自分がシンプルに好きだと思えるものは『好き』だと思います。
例えば『○○さんが好きだから付き合いたいと思う』のが好き。
これは情と呼べるもの(≒自分の気持ち以上に優先すべきもの)がないし、自分のシンプルな気持ちを表しているから『好き』と呼べるのかなと思います。
もちろん、これも例えなので唯一のものではないですけど、見極めポイントとしては『好きという想いが一番強いもの≒好き以上に何か優先すべきものがない』という感じになると思います。
自分の想いが『情』なのか?『好きなのか?』が分からないときの判断方法
情と好きの違いは上に書いたんですけど、それでも「これは情なのか?好きなのか?」と分からない人もいると思います。
完全に判断することはできないとしても、ポイントになるのは『迷いがあるかどうか?』なのかなと。
だいたいの場合、情には迷いが生じると思います。
だって情は自分の本当の気持ち以上に何かを優先したり「本当はこうしたい。」という想いを抑えることが多いから。
その場合は好きよりも情の可能性が高くなるのかなと。
逆に好きの場合、あれこれ悩むことがあったとしても「…それでも好き。」だと思えるかどうか?なのかなと思います。
あれこれ考えて出した最終的な答えが「好き。」になるのなら、それは情ではなく好きに該当するのかなと思います。
当然、例外はあるだろうけど、基本的な判断基準にはなると思うので、もし「情なのか?好きなのか?」で悩んでいるなら参考にしてみてください。
ちなみに個人的には「情なのか?好きなのか?」をハッキリさせる必要はないと思ってます。
それを明確に区別したとして、自分のやるべきことが変わるのか?と言われたら微妙だし、情でも好きでもどちらでもいいのかなと。
ただ、個人的には「シンプルに好きを優先する方がいいと思う。」という意見はありますけどね。
情で何かの決断が左右されるより、好きを決断のポイントにする方が世の中だいたいいい方に傾くことが多いと思うのでね。
情はイメージできるけど、好きはイメージしづらい
情はイメージしやすいと思いますけど、好きはイメージしづらいと思います。
なぜなら、好きには具体性がないから。
「○○だから好き。」というのなら、その○○が好きに該当しますけど、好きになる理由って人それぞれだし、常に具体性があるとも限らないんですよね。
好きだけど、好きである理由は上手く言語化できないという人は世の中にたくさんいるだろうし「これだから好きだと言える!」というものがあるともが限らないんですよね。
だから情と好きの違いを考えるとき、情はイメージしやすいけど、好きはイメージしづらいと思います。
ただ、結局のところ「好き。」という想いが強いのであれば、それは情ではなく好きという意味になるのかなと思いますね。
逆に好きという想いが強いのに、それ以外に何かを優先してしまうのならそれは『情』と言えるのかなと思いますね。
まとめ
恋愛における情と好きの違いってなんだろう?という話を書いてみました。
まとめると「情は自分の本当の気持ち以上に優先すべき何かがあるもの。好きは自分の本当の気持ち以上に優先すべきものがないもの。」ということ。
カップルが別れるとき、相手のことを考えてしまってサッと別れることができないのが情。(別れたいと思う自分の気持ち以上に優先してるものがあるから)
恋愛であれこれ悩んだとき、「それでもやっぱり好きだ。」と思えるのが好き。(自分の気持ち以上に優先すべきものがないから)
まぁザックリした違いではありますけど、情は文字通り『情があること』なので、自分の気持ち以上に優先すべき何かがあるときを指しているのかなと思います。
だから世の中、意外と情で成り立ってる恋愛もあると思うし、それが悪いわけでもないし、わざわざ情と好きの違いを考えることもないのかなと思います。
特にあなたがそれを判断する立場なら「…まぁ付き合ってみるのもアリか。」みたいなポジティブな情がある方が恋愛的にはいいのかなと思ったりします。
まぁあくまでも個人的な考えですけど、とりあえず伝えたいこととしては『情は必ずしもマイナスの意味ではない』ということですかね。
多分、あなたは情と聞くとマイナスのイメージを持つだろうし、世間的にもそんな感じだろうけど『情=悪いもの・マイナスなもの』とは限らないということを最後に書いておきますね。