マーケティング力を上げたいなら戦略パターンの暗記するのがおすすめ。
この記事では戦略パターンの暗記をするべき理由について解説します。
よければ参考にしてみてください。
戦略パターンの暗記をするべき理由
戦略パターンの暗記をするべき理由は以下の通り。
- 戦略はパターン化されているから
- 典型パターンでもビジネスは成功するから
- 典型パターンすら理解してないことが多いから
- 思考スピードを高めることができるから
それぞれ解説します。
戦略はパターン化されているから
マーケティングは常に0から作っていくものではないです。
言い換えると「こうした方が良い!」というベターorベストな選択というのはある程度決まっているということ。
そのベターorベストな選択というのが「戦略パターン」として既に存在するので、だったらそれを覚えてしまいましょう!と言うだけの話。
勉強で例えるならこういうこと↓
勉強を頑張ろうと思ったら…
- 塾や予備校に通う
- 評価の高い問題集を買って解く
- 勉強できる友達に教えてもらう
- 先生に質問しにいく
これらは「勉強を頑張ろう!」と思ったとき、瞬間的に思い付く選択肢。なぜその選択肢が出てくるのか?と言えば「そうした方が成績が上がると思えるから」のはず。
つまり、これが成績を上げるためのベターorベストな選択であると自分が理解しているということ。
それと同じことがマーケティングでも当てはまります。
だからまずは基本的な戦略パターンは暗記しましょう!という結論になります。
典型パターンでもビジネスは成功するから
基本的な戦略パターンを暗記しておけば、ビジネスの成功率はグッと上がります。
場合によっては、基本的な戦略パターン(≒典型パターン)の暗記だけで知識としては十分!なんてこともあります。
どんなビジネスをするか?によっても変わりますけど、戦略パターン(≒典型パターン)の暗記でビジネスの成功率が上がるなら「暗記する一択」ということになるわけです。
それが戦略パターンを暗記するべきシンプルな理由の1つ。
典型パターンすら理解してないことが多いから
戦略パターン(≒典型パターン)というのは既に存在すると書きました。でも、その典型パターンすら暗記・理解してないということが普通にあります。
だからマーケティングでは「物凄い基本的なことをやる」というだけでも十分仕事になったりします。
なので「とりあえず戦略パターンは暗記して、基本的なことはできるようになっておきましょう!」という結論になるわけです。
これは勉強で例えるなら、基礎をすっ飛ばして応用問題をやるようなもの。
基礎をすっ飛ばして良いことはほぼないわけで、すっ飛ばした結果苦しむことになるのは自分なわけで。それと同じようなことがマーケティングでも起こり得るわけで…。
そうならないために「戦略パターンは暗記して、基本的なことはできるようになっておきましょう!」ということになるわけですね。
思考スピードを高めることができるから
戦略パターンを暗記しておけば思考スピードを高めることができます。
なぜなら、考えるべきことを考えなくて済むから。
マーケティングに必要な知識が常に変わっていくものだとしたら、パターン暗記の意味はないです。でも、変わらない知識というのが存在するので「だったら、変わらない知識はとりあえず覚えてしまいましょう!」という話。
知識として覚えておけば、何かを考えるとき「あぁ、これって○○の知識を使えば良いな。それがベターorベストな選択だろうな。」と瞬間的に分かるようになるはず。
瞬間的に分かるようになれば、その分思考スピードは上がります(基本的には)。
数学で例えるなら毎回公式を導くのではなく、意味をしっかり理解した上で公式を覚えて使うようなもの。その方が問題を解くスピードは上がると分かるはず。
もちろん、それが常に良い選択になるとは限らないですけど、ベターorベストな選択が存在するならあれこれ考える前に「ベターorベストな選択を思い付ける方が良い!」ということになるので、戦略パターン(≒典型パターン)は暗記するべきという話になります。
戦略パターンの暗記でやるべきこと
戦略パターンを暗記するために何をすれば良いのか?というのはシンプル。
- 戦略パターンが書かれた本を読む
- 自分のビジネスに関わりのある人の話を聞く
- 有料コンテンツを買う
それぞれ解説します。
戦略パターンが書かれた本を読む
本屋さんに行けば「戦略パターン」が書かれた本が売っているので、自分が「これだ!」と思う本を買って読み潰すというだけ。
その本に書かれていることだけを覚えればいくつかのパターンは覚えられるので初心者向けかなと。あれこれ考える必要もないので。
ただ、そもそもどれが戦略パターンが書かれた本なのか?の見極めが難しいところ。
それは自分がどのビジネスをするか?によっても変わるので「冷静に見極めてください!」としか言えないです。なのでそこだけ頑張ってください。
※要するに「自分でしっかり選んでください!」ということ。誰かにおすすめされた本を買うんじゃなくて、自分が「これだ!」と思えるものを買って読み潰した方が良いです。
自分のビジネスに関わりのある人の話を聞く
これは読書と似てますけど、簡単に言えば「自分と同じビジネスをしている成功者の話を聞く」というだけの話。
今の時代はネット記事とか動画とかで情報発信をしている人がいるし、大体のビジネスの話は聞けると思います。
誰も情報発信してない領域でのビジネスをやる場合は使えないですけど、そんな例は稀だと思うので基本的には問題ないかなと。
なので、自分のビジネスに関わりのある人の話を聞いてみてください。
有料コンテンツを買う
あんまりおすすめはできないですけど、有料コンテンツを買うのもアリかなと。
有料コンテンツは値段が高いというデメリットがあるものの「これさえ知っておけば良い!」という情報や「この順で学べば良い!」という情報が綺麗にまとまっていることが多いです。
つまり、余計なことを考えなくても良い(探す手間・学ぶ順番を考える手間が省ける)ということ。
手間が省けるのをメリットと捉えるか、そこそこお金がかかるのをデメリットと捉えるかは人それぞれですけど、本人が良いと思えるなら有料コンテンツを買うのもアリだと思います。
戦略パターンを暗記すれば一気に戦略が増える
戦略パターンを暗記すれば、いっきに戦略が増えていきます。
なぜなら、何かの情報を見たり聞いたりしたときに「戦略的かどうか?」の判断ができるようになるから。
例えば誰かにビジネスの話を聞いたとき「あぁ、これは戦略的だな。」と分かるようになるし「あぁ、これは微妙だなぁ…。」とも分かるようになります。
その判断ができるのは自分の頭の中に判断材料があるから。その判断材料というのが基本的な戦略パターンということ。
その結果として戦略がいっきに増えていきます。
またいろんな戦略に触れることで「あぁ、これは基本的なことだな。マーケティング的に言えばシンプルだな。」と分かるはず。最初に暗記した戦略パターンが多くのビジネスに応用できるとも気付けるはず。
なので「まずは戦略パターンの暗記が大事!」という結論になるわけです。
戦略を暗記する→【戦略を集める】に変わる
本などを使って基本的な戦略パターンを暗記したら、戦略を集めるフェーズに切り替わります。
やるべきことはあんまり変わらないですけど、本人の考え方や知識の定着率などが全然変わってきます。
例えば、基本的な戦略パターンを暗記していたら、いろんな本を読んだりするとき知識が吸い付くように集まってきます。
- 「あぁ、これは○○と組み合わせると凄いことができそうだな!」
- 「あぁ、この話は○○に応用できるな!」
- 「あぁ、気付かなかったけどこの○○の話は凄い有益だな!」
- (その他いろいろ)
今まではなんてことない一文に見えていたものが宝に変わるようなイメージ。
その宝に気付けるようになれば、確実にマーケティング力はUPするし、本が持つ本当の価値も理解できるようになるはず。
結局のところ「やるべきこと」はシンプル
やるべきことは本当にシンプル。
- まずは基本的な戦略パターンを暗記する
- 本や記事、動画、人から戦略を集める
これを自分が「もう十分だろうな。」と思えるまで繰り返すだけ。
ただ、しっかり戦略パターンを暗記しておけば、普通に仕事しているだけでもかなりの戦略は集まってくるので、行動する方に力を注いでください。
多くの人は基本的な戦略パターンを暗記していないから、本をたくさん読んでも「ん~…。」となるわけです。
まずはとにかく基本的な戦略パターンを「あぁ、これはもう常識」と言えるまで暗記(≒理解)してください。それが優先的にやるべきことなので。
要するにセオリーを理解するということ
ここまで戦略的パターン(典型パターン)という言葉を使ってきました。
これは要するに、セオリーを理解するという意味。
会話とかでも「○○がセオリーだ!」と使われることがありますけど、それと同じ意味なので、よく分からなかった人はセオリーと置き換えて理解してください。
こういうときはこうすべきだよね。それが最も効果的だよね。無難だよね。定石だよね。
というのが既にある程度決まっているから、まずはそれを理解しましょう!というだけです。だから難しい話じゃないです。
まとめ
戦略パターンの暗記をすることでマーケティング力は確実に上がります。
世の中に存在するビジネスの中には「基本的な戦略パターンの知識だけで十分!」と言えるビジネスがあるし、そのビジネスを自分がしているなら覚えておく以外の選択肢はないと思います。
この部分に関して言えばセンスは問われないはずなので、とにかく暗記してください。
個人的に特に強調しておきたいのは「あれこれ考える前に覚えるべきことを覚えよう!」ということ。
実際にマーケティングの仕事をしたときに「あぁ、なんだこれって典型パターンじゃん。」と分かるときが来るはずなので、とりあえず基本的な戦略パターンは暗記しておきましょう。
「○○はどうすれば良いんだろう…。」と細かく考えるのは戦略パターンで対応できないときだと思うので、そのときに深く・細かく考えれば良いです。
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