「失恋は経験した方がいいという話を聞いたことがあるけど、それってどんな理由・」と疑問に思う人もいるはず。
今回は失恋を経験した方がいいと思う理由を3つ紹介します。
個人的な意見ですけど、振り返ってみて「あぁ、ホントそれだわ。」と思うことなのでよければ参考にしてみてください。
失恋を経験したほうがいいと思う3つの理由
失恋を経験した方がいいと思う理由は以下の通り。
- 失恋しないと分からないことがあるから
- 失恋は人を成長させると思うから
- 好きな人に告白するという経験ができるから
それぞれ解説します。
失恋しないと分からないことがあるから
失恋をしないと分からないことはいろいろあります。
例えば『叶わない恋があると知れる』とか『好きな人に振り向いてもらうことの難しさ』とか『失恋するまでのモヤモヤした気持ち』とか『失恋したときのツラさ』とか『自分の無力さ』とかそういうの。
これらはネガティブ寄りな言葉だし、短期的に考えるとネガティブ寄りな経験かもしれないですけど、中長期的に見たときは経験してよかったことになると思ってます。
それらを経験したということは、同じように悩んでいる人の気持ちが分かるようになるし、それが分かるとちょっとだけ人に優しくできるかもしれないので。
失恋は人を成長させると思うから
失恋を経験することで人は成長します。
最初から向上心がある人とか成長意欲がバリバリにある人であれば、わざわざ失恋を経験しなくても成長できるかもしれないですけど、だいたいの人はそんなタイプではないはず。
でも、多くの人は失恋を経験することで変わるきっかけを作れるんですよね。
きっかけが作れると考えが変わり、考えが分かると行動が変わり、行動が変われば人生も変わるみたいな感じ。
よくある話で言えば「振った○○を見返す!!」と思って自分磨き(≒ダイエットなど)を頑張る人がいますよね。それも失恋がきっかけだったりするわけです。
ビフォーアフターとしてテレビでも取り上げられたりするし、それくらい人を変える力があるのが失恋なので、失恋を経験する方が個人的には良いなと思いますね。
これのすごいところは『失恋を経験しなかったら変わってなかったかもしれない』という点。
失恋したから自分磨きを頑張る人は、失恋をしたことがきっかけになってるんですよね多分。
だから仮に失恋しなかったとしたらそもそも変わろうとさえ思わなかったのかなと。
その変化を生み出せるだけの力が失恋にはあるので、ホントにすごい影響だなと思います。
好きな人に告白するという経験ができるから
失恋するということはだいたいの場合、好きな人に告白して振られることを意味してると思います。
でも、そもそも好きな人に告白するという経験がホントに貴重なんですよね。
だって勇気がいることだから。
好きな人に自分の想いを伝えることって簡単にできることではないし、それが簡単にできるのなら世の中こんなに恋愛で悩まないんですよね。
だから勇気を持って告白するという経験をすることは、人生においてもかなり貴重で自分のプラスになることだろうなと思ってます。
もちろん、告白の仕方によってはそんなに勇気がいらないパターンとかもありますけど、あなたが経験する告白はきっとそのタイプではないはず。
心臓バクバクで圧倒的な不安を抱えながら想いを伝えると思うので、仮にその結果が望んだものではなかったとしても、経験としてはプラスになります。(もちろん自分の捉え方次第ですけどね。)
失恋を経験することのちょっとしたメリット
失恋を経験した方がいい理由は上に書いたんですけど、細かい話でもいろいろメリットがあります。
- 失恋ソングの響き具合がやばい
- 人の恋愛の悩みに共感できる
- 考えがちょっとだけ大人になる
- 未来の恋人にちょっとだけ優しくできる
それぞれ解説します。
失恋ソングの響き具合がやばい
失恋を経験すると失恋ソングの響き具合がやばいです。
世の中にはいろいろ失恋ソングがありますけど、その曲が最も響くときってやっぱり失恋を経験したときなんですよね。
これはリア充とか勇気を持てず告白しなかった人にはあんまり響かないと思うので、それがメリットであり失恋を経験した人のある意味の特権なのかなと。
あなたが好きなアーティストの失恋ソングならもっと深く聴いてみたいなと思いませんか?
「この失恋ソングは良いけど、失恋を経験したらもっと心に響くんだろうなぁ…。」と思える人であれば、失恋の経験は音楽を楽しむというちょっとしたメリットになり得ます。
失恋を経験したときに好きなアーティストの失恋ソングを聴くと「あぁ…今までよりずっといい曲だなぁ…。」と思える気がします。
そうすると音楽も楽しくなるし、アーティストのすごさとかまで知ることができるので、音楽好きには是非とも経験してほしいなと。
人の恋愛の悩みに共感できる
最初にもちょっと書いたんですけど、あなたが失恋を経験すると他の人の恋愛の悩みに共感できるようになります。
世の中、恋愛で悩んでいる人は多くいます。そしてその悩みの多くは突き詰めて言えば『好きな人と付き合えない≒ツラさ』だったりするんですよね。
例えばモテる人ならそれだけ多くの人がその人のことを好きになるし、でも一人としか付き合えないならその人以外全員振られることになります。(100人にモテるなら最低でも99人は振られるわけなので。)
当然、好きな人に振られる≒付き合えない状況で喜ぶ人なんてほとんどいないので、だいたいの人はそれがきっかけで悩みます。
そんなとき、失恋を経験したあなたなら振られた人の悩みもツラさも分かるはず。
そのときアドバイスできるというのは結構なメリットなのかなと個人的には思いますね。(友達が恋愛で悩んでいるときにも相談に乗れるので。)
考えがちょっとだけ大人になる
失恋を経験するとちょっとだけ考えが大人になったりします。
これは失恋するから考えが大人になるというより、失恋したことによるツラさを経験したから考えがちょっと変わるみたいなイメージ。
例えば『失恋する』→『ツラくなる』→『そのツラさと向き合う』→『どうしたらそのツラさを無くすことができるか考える』→『あれこれ考える』→『ちょっとだけ考えが大人になる』という感じですかね。
失恋ソングとか聴くのもこのパターンに当てはまると思います。
失恋ソングってだいたい『大人向け』に書かれてたりするし、その曲の歌詞がどんな意味を持つのか?というのは大人になる前にはあんまり分からないと思うんですね。
だから大人になり切る前に失恋を経験し、あれこれ考えることでちょっとだけ考えが大人になるのかなと。
まぁ絶対考えが変わるとかはないし、変わるとしても激的にという程ではないと思いますけどね。
ちなみに、私はたまたま小さい頃に失恋ソングを聴きまくっていたんですけど、その影響もあってか『恋愛観がちょっとマセてた』という気がします。
いつか告白するならクリスマスツリーのある場所で!!みたいなこと思ってたので。
まぁぼんやり思ってただけなので実際にはそんなことしてないですけどね。
未来の恋人にちょっとだけ優しくできる
失恋を経験するとだいたいの人はツラくなって、いろんなことを考え始めます。
で、その中の一つに『いつか恋人ができたらその人には優しくしよう』みたいなものがあるんですよね。
なぜ失恋をしたのに人に優しくしようと思うのか?というのは分からないですけど、多分『付き合ってもらえることの嬉しさを知れるから』なのかなと。
失恋したツラさを知った人は言い換えると、恋が成就した喜びがより強くなると思うんですね。
だから付き合ってもらえることに対しての感謝とかはちょっと強めになって、結果的にちょっとだけ優しくできるのかなと思います。
まぁこれも絶対じゃないですけど、個人的なイメージとして『大失恋を経験した人には優しい人が多い』というのがあるので、当てはまる人もいるかなと。
もしあなたが失恋を経験することで未来の恋人にちょっとだけ優しくなれるとするなら、これはメリットと言えるのかなと思います。
告白成功率100%の人生は望まない
私は失恋を経験した方がいいと思っているタイプの人です。
それは私自身が失恋から学んだことがあまりにも多いから。
だからもし私の人生が『告白成功率100%≒100%好きな人と付き合える』というものだったとしても、それを望まない気がします。
大前提として告白成功率100%で、好きになった人と必ず付き合えるみたいな人生だったら楽しいだろうなとは思います。
でも一つ確実に言えるのは、そんな人生だったら今の私はいなかったなと思うし、今よりは性格悪い人になってただろうなと。(調子に乗る的なイメージで。)
別に自分のことを性格がいい人だと思うわけじゃないですけど、今持っている恋愛観は『叶わない恋があったから≒失恋を経験したから』だと思うので、それなら失恋を経験する人生を選ぶと思います。
まぁ仮の話なのでどうでもいいんですけど、強く伝えたいこととしては『失恋を経験した人生も悪くないし捉え方次第で人生にプラス』ということですね。
まとめ
失恋は経験した方がいいと思う理由について書いてみました。
まとめると「失恋しないと分からないことがあるから。失恋は人を成長させると思うから。好きな人に告白するという経験ができるから。」ということ。
個人的に強く伝えたいのは、ビビッて告白しない人生より勇気を持って告白して振られて這い上がる人生の方がいいと思うということですかね。
恋愛の後悔は残さない方がいいし、失恋の傷が一生癒えないこともないと思うので、好きな人がいるなら告白した方がいいと思います。
まぁあなたがこの話をどう考えるか?というのは分からないですけど、何か響くものがあればちょっと深ぼってかんがえてみてほしいなと。