アイシールド21はヒル魔とまもり姉ちゃんの関係性はストーリー的にもグッとくるものがあります。
この記事ではそんなヒル魔とまもり姉ちゃんの関係性をザっとまとめました。
ヒル魔とまもり姉ちゃんの出会い
ヒル魔とまもり姉ちゃんは泥門高校の同級生。
出会いとしては、学校で問題行動をしているヒル魔に注意する…という感じだと思います。
ただ、まもり姉ちゃん側が初めてヒル魔を知ったのは「泥門高校の入試」でした。
入試の段階で好きかってやってるヒル魔たちを見て「絶対風紀委員になろ!」と決めたので、まもり姉ちゃんだけはヒル魔を知っていたという感じだと思います。
※ヒル魔はそのとき気付いてないです。
ヒル魔にブチ切れるまもり姉ちゃん
泥門高校に入ったときから、ヒル魔たちに何回も注意してたらしいので、ちょくちょく起こってはいるみたいです。
ただ、セナ君が入学してアメフト部でシバかれていることを知ったまもり姉ちゃんはついにブチ切れます。
性格的に温厚なまもり姉ちゃんなので、おそらくこのときのキレが「人生最大」だと思います。普段優しい人がキレると怖いって言いますけど、まもり姉ちゃんにキレられたと思うと、ぞっとしますね。
もちろん、ヒル魔はそんなこと気にしてないので上手く流してます。
なんなら、ブチ切れたまもり姉ちゃんを最終的にマネージャーとして引き入れてしまう作戦を思いつく余裕があったので、実質ノーダメージ。
ヒル魔のことを気にかけるまもり姉ちゃん
デスマーチ編では地獄の特訓により、メンバー全員がツラい状況なってます。
ヒル魔だけはツラい素振りを見せなかったので、後輩達からは「余裕なんだろう」と思われていました。
でも、まもり姉ちゃんだけはそんなヒル魔の状態をしっかり見抜き、気にかけるシーンがあります。
最初、ヒル魔にブチ切れたときから考えると「あぁ、なんか良いシーンだなぁ…。」と思いますね。確か2人だけで話すのがこのシーンが初だったと思います。覚えてないですけど。
※このときのまもり姉ちゃんがめちゃめちゃ好きなので是非見てください。
ヒル魔の彼女ではないことを強調するまもり姉ちゃん
どぶろく先生はヒル魔とまもり姉ちゃんを2人を見て「付き合っている」と勘違いしてました。
どぶろく先生がまもり姉ちゃんに「彼女としてヒル魔をサポートしてやってくれ!」みたいなことを言ったとき、まもり姉ちゃんが「マネージャーとして!!」と強調して訂正してましたね。
このときのまもり姉ちゃんの表情が「は?」みたいな感じでわりと嫌そうだったので、好意的なものはなかったと思います。
まもり姉ちゃんを気にかけてるヒル魔
セナ君がアイシールドの仮面を外す時、まもり姉ちゃんが涙を流すシーンがあります。
セナのことを思ってた行動が、実際には成長を妨げていた…みたいな感じのことを思って、涙してしまいます。
そんなとき、ヒル魔がまもり姉ちゃんのことをそっと気にかけてるわけですけど、このシーンがめちゃめちゃ良いんですよね。
あのヒル魔なので「大丈夫か?」みたいなことはしません。でも、ヒル魔なりの気遣いをしてるので、それがヒル魔の優しさなんですよね。※このとき少しだけ写ってるヒル魔がホントにかっこいい!
しかも、その後の言葉で「まもり姉ちゃんのことをよく知っているかのような言葉」をいうわけですけど、それも込みでめちゃめちゃ好きなシーン。
あのヒル魔が…と考えたら、やっぱりこのシーンは2人の関係的に結構重要なシーンだなって思います。
※ヒル魔らしい気遣いが本当に良いので、是非読み返してみてください。18巻にあります。
教室で話すヒル魔とまもり姉ちゃん
個人的にめちゃめちゃ好きなシーンがこれ。
神龍寺戦のあと、メンバーに休息を伝えたまもり姉ちゃんが教室に来ます。
そこでのヒル魔とまもり姉ちゃんのやり取りがあるんですけど「一般的な高校生」みたいな感じが出てて凄い好きなんですよね。
高校生のときって前の席にいる人にツンツンする感じってあるじゃないですか。それと似たようなことをまもり姉ちゃんがやってるのがめちゃめちゃ好き。
ちなみにヒル魔はパソコン作業に集中してるのもなんか良いなって。なんていうか「好きな人に相手にされてない感」みたいな?のがあって、良いなって思います。
まぁこのシーンは別に恋愛的なものではないですけどね。
ヒル魔、初めての「姉崎」呼び
このシーンもめちゃめちゃ好き。
ヒル魔はまもり姉ちゃんのことを「糞マネ」と呼びます。基本的にその呼び名で今まで来たわけですけど、まさかの急な「姉崎」呼び。
いやもうグッときますよね。
そもそもヒル魔が人を苗字で呼ぶ機会は滅多にないのに、それがまさかまもり姉ちゃんで来るとは思わなかったです。
しっかり仲間として認識してる感というか「フィードで闘ってなくても、一緒に闘ってる」感があって凄い好きです。※ちなみに直前のコマでは「糞マネ」と呼んでます。
※このとき「溝六」とも呼んでいるのでそれも合わせて良いシーンだなって思います。
ヒル魔、まもり姉ちゃんに手紙を渡す
このシーンは凄い意味深だなと。
白秋戦前にヒル魔がまもり姉ちゃんに「もしものときの手紙」を渡します。
ただ、その手紙を渡す場所がまさかの下駄箱前という。
下駄箱前と言えば、告白の代表的な場所で「え、ここで手紙を貰うということは…。」みたいな想像をしてしまう場所。
ヒル魔とまもり姉ちゃんは共にアメフト部なので、手紙も部室で渡せばいいものをあえて下駄箱前で渡しているということは、原作者的になんか意味が込められていたのかなと予想します。
ちなみに、このシーンめちゃめちゃ好き。
そしてこのときのまもり姉ちゃん可愛すぎる…。
ヒル魔とまもり姉ちゃんは同じ大学へ進学
最終的にヒル魔とまもり姉ちゃんは同じ大学へ行きます。
まもり姉ちゃんは元々、泥門高校を受験した理由が(たしか)「友達に誘われたから」みたいな感じでした。自分の意思ではあるものの、その意志を生み出したのは友達きっかけみたいな感じですね。
同じことを大学でやるとはあんまり思えないので、自分の強い意志で最京大に行ったんだと思います。
また、まもり姉ちゃんはアメフト部のマネージャーとしてめちゃめちゃ優秀なので、それが最京大の決め手という可能性もあります。
ヒル魔はキャラ的に最京大しかないと思うので、いろんなことが偶然重なって、結果同じ大学だった…という感じも若干します。
もし、まもり姉ちゃんがヒル魔のことを好きだったとしても、それだけが同じ大学へ進む理由にならないと思うし、何より最終巻でも距離感と関係性あんまり変わってないので。
まとめ
ヒル魔とまもり姉ちゃんの関係についてザっとまとめてみました。
ざっくり言えば、最初は仲悪かったけど、普通に良い関係だったということですね。
公式的に2人が付き合ってる的な話はないですけど、そもそもヒル魔が誰かと付き合う!みたいなタイプではないと思うので、ヒル魔にとっての優秀マネージャーポジションが実質彼女的ポジションなのかなと。
で、それがまもり姉ちゃんという感じ。
逆にまもり姉ちゃん側は、ヒル魔みたいな「目標を決めたらそれに向かって突き進む!」みたいな強い意志を持った人に惹かれるタイプなんだと思います。
実際、自分がまもり姉ちゃんだったとしたら、ヒル魔に惚れてると思うので。
ちなみに、まもり姉ちゃんが好きな側で考えると、付き合ってないのになんだかんだ良い関係性のヒル魔に嫉妬する説あります。
リアルでも「付き合ってないのにめちゃめちゃ仲いい」みたいなやつありますよね。そんな感じがヒル魔とまもり姉ちゃんだと思うので、もし、まもり姉ちゃんをことが好きだったら、わりとメンタルダメージ受けてるレベルですかね…。
…まぁそんな感じの話をしつつ、この辺にしておきます。
