アイシールド21

アイシールド21の最終回見どころ11選

アイシールド21 最終回 見どころ

アイシールド21の最終回(最終巻)はめちゃめちゃ見どころがあります。

この記事では、そんな最終回(最終巻)で「ここに注目して!!」という見どころを11こ紹介していきます。

そして、是非この機会に最終回を読み返してみてみてください。

アイシールド21の最終回見どころ11選

 

最終回の見どころ11選は以下の通り。

阿含の気付き

最終戦の後半で阿含があることに気付きます。

この「あること」というのが、阿含にとってめちゃめちゃ大きな気付きになります。

関東大会前のインタビューでヒル魔が口にした「アメフトをする理由」。当時、阿含はそのヒル魔の言葉が全く分からないどころか、その言葉にイラっとしてとんでもない空気になってました。

阿含は元々、栗田君(ヒル魔たち)を追い出すためにアメフトをやってたので、ヒル魔の言葉は一生分からない!とまで思ったほど。

でも、本当の最後の試合でその言葉の意味を知るわけです。

特別かっこいいというシーンではないものの、読者からすると「あの阿含が…まさか…。」となって、結局めちゃめちゃかっこいいシーンになります。

本当に良いシーンなので是非注目して読み返してみてください。

ヒル魔の最高の名言

 

ヒル魔は作中で「最も名言・名シーン」を残した選手。そんなヒル魔が最終回でとんでもなくかっこいい名言を残します。

その言葉は、今までのヒル魔の考えや行動が凝縮されていて「あぁ、こう考えていたから、今までこういうことを考え、行動してきたんだな。」と理解できます。

他の誰かではなく、ヒル魔が言うからこそグッとくるので是非とも1巻から読み返してみてほしいですね。

※私はこの言葉が漫画の名言で一番好きだし、人生に大きな影響を与えたし、なんなら仕事のベースにもなってるほど影響を受けました。

途があるならば

才能が足りぬのなら 臆面もなく人の手にすがり

己の手を汚し 愛するものに侮辱され

それでもなお 頂点を獲るために

全ての男が本来持っている 焼け付くような渇き

ただ頂点を獲るために……!

 

(引用)
原作:稲垣理一郎
漫画:村田雄介
出版社:集英社
巻数:37巻
ページ数:62p

この言葉はもうめちゃめちゃ痺れます。

しかも峨王が言うのがまたかっこいい。

今までの感じから言えば、峨王は「ただ強いやつと戦いたい。その為に破壊する」みたいな感じだったのに、実はこんなことを考えていたというのが分かって「あぁ…。」となりました。※ここで白秋戦を読み返すとまた面白い。

頂点を獲るためにできることはなんでもやると。

とにかく頂点にこだわる。ここがもうめちゃめちゃ痺れたし、めちゃめちゃ好きなシーンになりました。

自分も焼け付くような渇きを持ち続けていきたい!とも思えたシーンなので、自分事に置き換えて考えながら読み返してみてください。

※ちなみに、私がマルコをめちゃめちゃ好きなった瞬間でもあります。元々好きだったけど愛するものに侮辱されてもなお頂点を獲ろうとする熱い想いが分かって「これはもう好き。」となりました。

桜庭の後悔と高見さんの想い

証明してみせる

お前が遅すぎたと思ってる後悔の全てはー

この1プレーに 繋がってるってことを……!!

 

(引用)
原作:稲垣理一郎
漫画:村田雄介
出版社:集英社
巻数:37巻
ページ数:83p

桜庭君が抱えている後悔に対して、高見さんが答えた想いがこれ。

桜庭君の後悔はリアルな世界でも実際によくあることですよね。

その後悔をどうしたらいいか?なんて誰もが考えたことがあると思うんですけど、高見さんの言葉は「後悔に対する向き合い方」を教えてくれました。

  • あのとき○○をしておけば良かった…
  • もっと早く××をしておけば良かった…

今でもこんなことを思うことはありますけど、そのときに高見さんの言葉(想い)を思い出すし「この後悔は未来のある出来事に繋がってるな。」とも思えるので、是非とも注目してほしいシーンです。

※このシーンもめちゃめちゃ好き。読んでて「あぁ。ホントかっこいい。」ってなります。

スポンサーリンク


雲水の想い

どうしてこんな処にいる

どうしてあのフィードで闘っていないんだ

 

たとえどれだけ恥をかこうとも

たとえどれだけ叶わぬ夢だろうとも

 

(引用)
原作:稲垣理一郎
漫画:村田雄介
出版社:集英社
巻数:37巻
ページ数:104p

雲水のこの言葉&シーンを見ると「あぁ、自分の気持ちに素直になることって大事だなぁ…。」と痛感させられます。

雲水と同じようなことを経験することはなくても、リアルで似たような展開ってありますよね。

  • 「本当はこれをやりたいけど、自分には無理だろうから別の選択肢を選ぶ」
  • 「本当はこうしたいけど、周りに無理だと言われたら諦めよう」

雲水は早い段階で自分が輝く道より、天才の阿含を輝かせる道を選んだわけですけど、そんな雲水の目の前に「彼」がいるわけです。

…そりゃ涙を流しますよね。

だって「彼」こそ、自分が「こうしたい!」と思ってた姿だから。

自分は現実を受け入れたからこそそこにいるのであって、その判断は間違ってないと自分でも分かってるはずなのに、涙が出てくる理由がはっきりと分かってしまう。

このシーンは凄い複雑な想いが詰まってるなって今読んでも思うし、今読んでもグッとくるので、是非とも自分事に置き換えて読み返してみてください。

そうすると「あぁ、どっちが正解なんだろう…。」となるはず。自分の気持ちを大事にした方が良いと書きつつも、もし雲水の立場だったらと考えるとそんなこと出来ないよなぁ…とも思えるので、凄い考えされられます。

神速のインパルスを正面からブチ破る男

 

金剛阿含が持つ神速のインパルスは「見てから動くまでの時間が最速」という超人スキル。

セナ君の最高速度ですら通じなかったわけですけど、この神速のインパルスを正面からブチ破る男がいます。

このシーン、めちゃめちゃかっこよすぎるんですよ。

あの阿含が全く動けず抜かれるなんて想像してなくて「は!?!?!」ってなりました。

最強クラスの阿含を正面からブチ抜けるのもカッコいいですけど、阿含からしたら「アメフトを始めてから経験したことない状況」っぽくなってるのが凄いヤバいです。

是非そこのシーンにも注目してほしいです。めちゃめちゃかっこいいので。

ヒル魔とセナの会話

 

最後のプレー前、ヒル魔とセナが会話するシーンがあります。

個人的にこのシーンめちゃめちゃ好きなんですよね。

ヒル魔がセナと会話したときと言えば、王城戦で「勝ちてえのか?」と聞いたときがあります。そのときセナ君はオドオドした答えで、ヒル魔がイラっとしてました。

この会話シーンも似たような展開になってて、ヒル魔がセナに問いかけます。

セナ君なので最初はオドオドするんですけど、最後の一言で自分の意思をハッキリヒル魔に伝えます。そのシーンが「あぁ、なんか良いなぁ…。」ってなるですよね。

セナ君がどれだけの選手に成長したかが分かっているヒル魔だからこそ、ラストプレーをセナ君に託しても良いと自信を持ってる感じが伝わるのもめちゃめちゃかっこいい。

是非、王城戦のときと比較しながら読み返してみてください。

スポンサーリンク


僕の夢は

 

アイシールド21の最終回には「僕の夢は」というタイトルがあります。

これは上で紹介した「ヒル魔とセナの会話」の回なんですけど、タイトルがもうめちゃめちゃ好きなんですよね。

セナ君は元々、アメフトなんてやろうと思ってなかったし、強制的にヒル魔に入部させられた人。

そこからいろいろ怖い思いをしたわけですけど、同時に今まで感じたことないものを感じることになります。

そして最終的にセナ君が抱く夢というのが「アレ」なんですね。ヒル魔とセナ君2人の会話のときにだけ口にした夢はもうめちゃめちゃかっこいいので、ヒル魔とセナ君の会話と合わせて注目してほしいです。

アイシールド21を1巻から読んでいくとこの回はグッときます。

※ちなみに、漫画の最後にもめちゃめちゃかっこいいページがあるので、そこにも注目してほしいです。

謎だったタイトル

 

アイシールド21の最後から1つ前のタイトルがずっと謎でした。

確かジャンプでも同じタイトルだったと思うんですけど「なんで最後の1つ前の大事な回で、謎なタイトルなんだろう?」と思った記憶があります。

単行本で読んでも結局謎だったんですけど、あるときその謎が解けました。謎が解けたとき「ああ!!!??」なりました。

まさかそんな意味があったのかとめちゃめちゃ鳥肌が立ちましたね。

是非その回を読み返してみてください。その後、検索してみると「あぁ、こういう意味があったのか。」となるはず。

※この謎タイトルの日本語的な言葉をバッド・ウォーカーが言ってました。当時、なんでその言葉が不自然に強調されているのか?と謎だったのに、意味が分かると「キャラ的にバッド・ウォーカーしか言えない言葉だった。」と納得できました。

三國志

 

3年生が卒業するとき、ヒル魔、栗田君、武蔵の3人が泥門高校の入り口で話してるシーンがあります。

「これからは敵同士だな。」

と武蔵が言うわけですけど、このシーンがもうめちゃめちゃ好き。

3人は泥門デビルバッツを作り、クリスマスボウルに行くと決めて、クリスマスボウルに行き、そして日本一になったわけです。

メンバー全員の努力あってのものですけど、3人がいなかったらそんなことにならなかったので「伝説のメンバー」として語られるであろう3人。そんな3人がそれぞれ別の道に進むという決断をしてるのがヤバい。

しかも、ヒル魔と栗田君が同じ道に進まないということを2人が理解してるのが良いですよね。

一緒に同じ大学へ行くことだってできるのに、武蔵だけおいていくという選択をするくらいなら、3人敵同士の方が良いと思えてるのがめちゃめちゃかっこいい。

個人的にめちゃめちゃ好きなシーンなので、是非とも読み返してみてください。

阿含の言葉

 

本当に最後、阿含がセナ君を認めてるコマがあります。

最初、阿含はセナ君のことを見下してたわけですけど、最終的にこうなってるのは読んでて「あぁ、すげえ。」となりました。

阿含が認めてるってだけでかっこいいのに、その認め方が「ガチ」な感じなので、凄い好きなんですよね。

セナ君の成長はもちろん、阿含の成長という意味でもめちゃめちゃ良いシーンなので、是非とも注目してみてほしいです。

※シーンというかコマですけどね。

まとめ

 

アイシールド21の最終回(最終巻)の見どころを9つ紹介しました。

本当はもっとあってめちゃめちゃ語りたいんですけど、全部は書けないのでこの辺にしておきます。

好きなシーンが本当に多いので、是非ともこの機会にアイシールド21最終回を読み返してみてほしいです。

※最終話の扉絵に出てくるまもり姉ちゃんが破壊的に可愛いのでそれも注目!