アイシールド21の名シーンを代表するのがヒル魔と葉柱さんのシーン。
今回はその話を書いていきます。
めちゃめちゃ考えさせられるシーンなので、是非ともまた読み返してみてください。
てめえと俺と何が違うってんだよ
なんでテメーんとこの奴らは
テメーが怖いから頑張ってんじゃねえんだ!
なんでテメーと一緒になって クリスマスボウルまで目指してやがるんだ!!
テメぇと俺と なにが違うってんだよォオ!!
(引用)
原作:稲垣理一郎
漫画:村田雄介
出版社:集英社
巻数:13巻
ページ数:89.90.91p
葉柱さんの想いがツラすぎる件
このシーンはもうアイシールド21の名シーンを語る上では外せないシーンの一つですよね。
ヒル魔と葉柱さんの関係性もそうですけど、葉柱さんのアメフトに対する強い想いというのが溢れてて、読者的には「あぁ…こんな想いがあったのか…。」となって心に響きますよね。
というのも、葉柱さんって元々アメフトに対する想いがそんなにあるとは思わなかったじゃないですか。
フェアプレーでアメフトやってなかったし、アメフトやってる理由もよくわからなったし、アメフトやってはいるもののヒル魔たちと同じくらいの熱量でやってるなんて思わなかったですよね。
でも、大会が近づくにつれて「あ。葉柱さんってアメフトに対する想いが強いだな!」というのが分かるわけですけど、だからこそのこのシーンが余計にツラいなと思うんですよね。
(バイクでセナ君を送ってあげたのもそうだし、夏の特訓とか見てもそう思います)
ヒル魔と葉柱さんの違いはなんだったのか?
アイシールド21読者であれば、葉柱さんのこの問いに対しての答えを考えたことが一度くらいはあると思います。
私も考えてたんですけど、個人的な答えとしては『運』だったと思います。
なぜなら、ヒル魔がこの問いに対して答えられてないから。
もし運以外の要素が原因ならヒル魔が「○○が原因だ。」みたいなこと言いそうですけど、ヒル魔が答えられたなかったのは、ヒル魔自身が『どうしようもない運』だったと理解してたからなんじゃないかなと。
その視点で考えると、泥門デビルバッツのメンバーが集まったのはガチの奇跡だと思うし、ヒル魔自身も「これは奇跡的なことだ。」と理解してたんじゃないかなと思います。
だから私の中での答えは『ヒル魔と葉柱さんの違いは運だと思う』という結論になってます。今のところは。
あなたはヒル魔と葉柱さんの違いについてどう考えますかね?
もしヒル魔が賊学の選手だったら同じことができたのだろうか?
私はヒル魔と葉柱さんの違いは『どうしようもない運』だと思ってるわけですけど、もしヒル魔が賊学の選手だったとしたら、泥門と同じようにはできなかったと思います。
葉柱さんが言ってたように、まとまらないチームなら恐怖政治しかないわけで。それは客観的に見て「確かにそうかもしれない。」と思うことですよね。
例えるなら言うこと聞かない子供を叱るように。
だからヒル魔が泥門メンバーを集めてクリスマスボウルを目指せているのは、ヒル魔の努力以上に『どうしようもない運』が絡んでいたんじゃないかなと。
同じことを賊学では絶対にできなかったと思うので。
(逆にヒル魔が賊学に入ったらどうやってチームをまとめるのか?が普通に気になるレベル…。)
まとめ
葉柱さんの名言・名シーンについて書いてみました。
私は葉柱さんが好きなので、このシーンを見ると「あぁ…ツラい…。」となるわけですけど、だからこそ一層好きになったシーンでもあるんですよね。
あの不良を束ねる葉柱さんが涙を流しながら、ヒル魔に問いてるシーンを見ると心がグッとなりますね。
