名言・名シーン

ダレル・ロイヤルの手紙があまりにも名文すぎる|アイシールド21を通して学べること

手紙

アイシールド21には『ダレル・ロイヤルの手紙』という名文が出てきます。

今回はその話をいろいろ書いていきます。

ホントに名文すぎるし、名言すぎるので、この機会にもう一度アイシールド21を読みつつ、原文とその背景をちょっと調べてみてください。

ダレル・ロイヤルの手紙とは?

 

ダレル・ロイヤルの手紙とはテキサス大学のフットボールコーチが選手たちに送った手紙のことなんですけど、あまりにも名文すぎた結果なのか『ダレル・ロイヤルの手紙』としてアメフト業界、そして社会に広まっていったみたいです。

日本ではアメフト自体が広まってないので知ってる人は多くないだろうけど、アイシールド21にその名文が出てきたことで、アイシールド21読者は「なんだこの名文は!!」となってる感じですね。

ちなみに個人的にもめちゃめちゃ好きです。

「あぁ、なんだこのかっこいい名文は!!」となったし、今もかなり大きな影響を受けてます。それくらいかっこいい。

ダレル・ロイヤルの手紙があまりにも名文すぎる

フィールドでプレーする誰もが必ず一度や二度 屈辱を味わわされるだろう

打ちのめされたことがない選手など存在しない

ただ一流の選手はあらゆる努力を払い 速やかに立ち上がろうとする

並の選手は少しばかり立ち上がるのが遅い

そして敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである

(引用)
原作:稲垣理一郎
漫画:村田雄介
出版社:集英社
巻数:3巻
ページ数:85p

この名文・名言はアイシールド21の名言を代表すると言っても過言ではないほどの素晴らしいなと思います。

私自身はアイシールド21を読むまで全く知らなったんですけど、今では心に刻んでるレベルで好きだし、めちゃめちゃ影響を受けてる言葉なんですよね。

何がいいって、シンプルにめちゃめちゃ響くところ。

内容自体は要するに「どんどん挑戦しよう。打ち負かされても速やかに立ち上がり、また挑戦しよう。」みたいな話ですけど、同じ内容だとしてもこの言葉で言われると「あぁ…まじか…。響くわ…。」となるんですよね。

別に私はダレル・ロイヤルの手紙を実際に読んだわけでもないし、Darrell Royalから直接言葉を貰ったわけじゃないし、アメフト選手でもないわけですけど、それなのにめちゃめちゃ響くというのがそもそもすごいなと。

言葉選びが抜群に私に響いたので『ダレル・ロイヤルの手紙』は私の中であまりにも名文であり名言だなって思いますね。

会ったことない人の言葉にここまで影響されるのはすごい

 

『ダレル・ロイヤルの手紙』はテキサス大学のフットボールコーチDarrell Royalの言葉・手紙です。

当然、私は一切の関りがないわけですけど、逆に一切関わったことのない人なのに心に刻むレベルの名文として響いたのは個人的にめちゃめちゃ凄いなと思います。

そもそも私は基本的に人に対して強く影響を受けることがあんまりないんですね。

小さいもので言えば影響を受けることはありますけど、それが人生に関わるほど大きなものであればあるほど『人には影響されない』というタイプなんですね。

でも、ダレル・ロイヤルの手紙はそんな私にも響くくらい名文でした。

もちろん、アイシールド21の影響が強いですけど、一アメフトファンとして、そして一ビジネスマンとして「あぁ、凄いなぁ…。」と思っちゃいますね。

※ダレル・ロイヤルの手紙がアメフトの世界だけじゃなく、社会的に有名な言葉(=名文)ちして広まってるのがそもそも凄い…。そんな名文を残してみたいものですね。

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アイシールド21で学べる『グリット』こそ体現だと思う

 

この『ダレル・ロイヤルの手紙』はアイシールド21に出てくるんですけど、この手紙に書かれている内容を体現しているのがセナ君やモン太君なんですよね。

恐れながらも強敵に立ち向かい、打ち負かされても速やかに立ち上がり、次はどうやって戦うかを考え、再度勝負を挑み、また打ち負かされても同じように立ち上がり…。

という流れを全て体現しているのがセナ君やモン太君なんですよ。

それを見てると「いや…、セナ君、モン太君たち凄いわ…。」となるのと同時に、このダレル・ロイヤルの手紙の響き方も変わってきます。

もしただ「こういう名文がありますよ。」という説明だけだったら、きっとここまで響かなかっただろうし、でも大好きなアイシールド21というストーリーを通してその名文さを理解できたのはホントにめちゃめちゃすごいなと思います。

体現しているのを見れる面白さがある

 

ダレル・ロイヤルの手紙に書かれていることを体現しているのがセナ君やモン太君たちなわけですけど、体現しているのを漫画として見れる面白さがあります。

例えば進清十郎に1on1で勝負しても全く相手にならなかったセナ君。

何度も打ち負かされているのに、何度も立ち上がり「次はどうやって進さんに勝つか。」みたいなことをやってるわけですよね。

リアルな世界で置き換えたら、なかなかできないことでも、セナ君やモン太君たちが体現してくれているからこそ「あぁ、自分もこういうことができたらいいな。」と思えるんですよね。

上にも書いたように、ただ手紙だけ、文字だけだったらここまで影響されてないと思うのでね。

『グリット』はアイシールド21で身につけたようなもの

 

数年前からビジネス書に『グリット』という言葉が使われるようになった気がするし、グリットそのものを解説するような本も出てきてますよね。

それはつまり、ビジネスの世界ではグリットが大事だよと伝えているようなものですけど、アイシールド21を読むことで『グリットの重要性と身につけ方』が得られるってホントに凄いなと思うんですよね。

だって、そういう系の本を読んでも著者のことを知らないことがほとんどだし、そういう系の本を読んでグリットなんて多分身につかないことがほとんどだと思うから。

(知らない人に何度も挑戦することが大事だと言われても「は?」となりますよね。私は遠くにそうなるタイプだったので…。)

でも、アイシールド21の熱いストーリーと実際のアメフトコーチが選手に送った名文の2つがあれば『グリット』を身につけることはそんなに難しくない気がします。

なんなら、厳しさの中に楽しさみたいなものを感じれることだってあるかもしれないです。

「あぁ、強敵(≒難題)に打ち負かされてしまった…。」とフィールドに横たわったとしても、心の中にダレル・ロイヤルの手紙という名文が刻み込まれていれば「あぁ、そうだ。ここで速やかに立ち上がることが一流選手だ。」と思えれば、謎の楽しさみたいなのもちょっとは感じれるはず。

それらを体験できる可能性があるとしたら『グリット』について扱っているビジネス本よりは100倍以上価値あることなのかと。少なくとも私からしたらそう思いますね。

ちなみに私はグリット関連の本を読んだことはないですけど、人よりもグリット力はあると思ってます。(立ち読みを除く)

それはアイシールド21を読んでグリットに謎の面白さを感じたから。

よく分からない人に「グリットが大事だ!何度も挑戦することが大事だ!」と言われても「は?」と思ったであろう私からしたら、アイシールド21での学びはめちゃめちゃ大きかったですね。

ビジネスで重要だと言われる『グリット』をここまで分かりやすくかつ熱い想いと共に自分の中に残せるのはアイシールド21以外にはないと思うので、そういう話踏まえて言うと『いや、やばすぎ。』となりますね。

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まとめ

 

ダレル・ロイヤルの手紙が名文すぎるという話を書いてみました。

きっとアメフトに関わる名文でなければここまで私に影響を与えなかっただろうと思うし、だからこそアイシールド21もダレル・ロイヤルの手紙もホントにすごいなと思ってます。

もちろんアメフトというスポーツも。

なので、この話を踏まえた上でアイシールド21を是非とも読み返してみてほしいですね。

そうすると「…あぁ、やっぱりダレル・ロイヤルの手紙ヤバいわ…。アイシールド21面白いわ…。」となる気がします。

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