アイシールド21の名シーンで個人的にめちゃめちゃ好きなのが栗田君の名シーン。
今回はその話を書いていきます。
ちなみにこのシーンは栗田君自身の言葉ではなくて、正確に誰の言葉なのか?というのは分からないです。
どぶろく先生っぽいかもしれないし、栗田君かもしれないですけど、とりあえずここでは栗田君の名シーンとして書いていきます。
夢を刻んだ月日の差
ほんの ほんの僅かなー
最後の力の振り絞り方の差
それは栗田にあって峨王にないもの 5年間の経験値
つまり
アメフトへの 夢を刻んだ月日の差…!!
(引用)
原作:稲垣理一郎
漫画:村田雄介
出版社:集英社
巻数:31巻
ページ数:98p
夢を刻む月日は大事だなと思った
アイシールド21の数ある名シーンの中でも「これは!!」と思うのがこのシーンなんですけど、ホントにかっこいいんですよね。
なんで好きなのか?というのはかっこいいからというのもありますけど『夢を刻む月日も大事だなと思ったから』という理由もあります。
夢は叶う方がいいですけど、すぐに叶ったらきっとなんか違うとか思っちゃうんだろうなと。
例えば「こんな夢を実現したい!」と思ったことが、次の日に叶ったらそれはそれで嬉しいと思います。私だったら多分喜んでます。
でも、どこかで「夢ってもっといろいろあって叶うものだと思ってた。」とか思っちゃうんだろうなと。マイナスというより無に近いイメージで。
だからこのシーンを見ると「叶わない可能性の高い夢だからこそ、その夢を叶えるための月日には価値があるんだな。」と思うし、今もなお「あぁ、夢を叶えるために刻む月日には価値があるな。だからコツコツと頑張ることにも意味があるな。」と思えるんですよね。
最後の試合の最後のプレーが栗田君なの良すぎる
クリスマスボウルを目指してきた泥門メンバーの中でも、全ての始まりである栗田君が最後の最後に決めに行くのを見るとすごいグッときます。
栗田君はアメフトをしたいと思っていても、それができない環境だったんですよね。
中学時代なんてメンバーが集まらないどころか、練習場所さえ確保できなくて、交換条件でグランドの隅っこで練習とかしてたわけですよ。
それでいて活動停止にまでなって、絶望的してた栗田君なわけですけど、そこから栗田君の頑張りとかを追っていくと「あぁ、これは…。」となって鳥肌立つレベルでグッとなります。
※そもそもヒル魔にさえ断られてたわけで、実はそこが一番大変だったんじゃないか?とか考えると、泥門デビルバッツを作るきっかけになった栗田君の努力と夢を刻んだ月日にはともでない重さがあるんだろうなとか思います。


夢を叶えるために刻む月日は素敵だと思う
上にも書いたんですけど、このシーンを見て思うのは『夢を叶えるために刻む月日は素敵だと思う』ということ。
例えば受験なら志望校合格に向けて日々勉強するとか。スポーツなら全国優勝を目指して日々努力するとか。恋愛なら好きな人と付き合うために日々自分磨きをするとかそういうの。
これは夢じゃなくても、何かの目的という意味でも同じで、それを達成するために刻む月日って客観的に見ると素敵だなって思います。
おそらく本人はそれを素敵だとは思わないだろうけど、振り返ったときにでも「あぁ、自分にとって価値ある時間だったな。」と思えたらそれはそれで素敵だなって思います。
だから実感はなくても、そう思えるように日々努力する方がいいなと。それは今の私にも言えることですけど、忘れないようにして月日を刻みたいなと思いますね。
そんなことを考えさせられるのがこの名シーンなんですよね…。


まとめ
個人的にめちゃめちゃ好きなアイシールド21の名シーンについて書いてみました。
アイシールド21には名シーンが他にもありすぎるので、このシーンを挙げる人はあんまりいないだろうけど、個人的にめちゃめちゃ好きだし、今もなお心に響く超絶名シーンだと思ってます。
