霊感のある手相として有名な線に「仏眼相」と呼ばれるものがあります。
今回はそんな仏眼相が珍しいのか?珍しくないのか?について解説します。
また、基本的な手相の考え方も合わせて解説するので、よければ最後まで読んでみてください。
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仏眼相とは?
仏眼相は親指の第一関節に眼のようなカタチが出てくるものを言い、読んで字のごとく「仏の眼」のように見えることからそう呼ばれています。
基本的な特徴としては以下の5つが挙げられます。
- 霊感がある
- 直感力がある
- 感受性が豊か
- 記憶力が良い
- 第六感がある
もちろん仏眼相がある人=全ての特徴を持っているわけではないし、人によって個人差があります。当然、全く当てハマらない人もいます。
あくまでも手相の特徴としての意味になります。
ちなみに仏眼相は仕事や恋愛などに直接的に関わる線ではないです。
意味としては『感覚的なものがメイン』になるので、他の線に比べてその効果みたいなものを感じることは少ないかなと思います。
ますかけ線、覇王線、結婚線みたいにはっきりしていれば分かりやすいんですけどね…。
仏眼相はみんなにある線なのか?
仏眼相は珍しい手相として紹介されることが多く『みんな持っている』という程ではないです。
つまり、全体で見たときには珍しい線と言えるということ。
これはおそらく手相占い師の間では共通の認識だと思うし「仏眼相は珍しくはない。」という手相占い師はあんまりいないと思いますね。
もちろん手相を見るのが仕事である占い師であれば、見かける頻度は当然多くなりますけど、それでも持っている人は少ない線なので「みんなにある!」という線ではないですね。
仏眼相が珍しくないと思ってしまう理由
基本的な見方として『仏眼相は珍しい線』ということができますけど『仏眼相が珍しくないと感じてしまう理由』も存在します。
それが以下のような理由。
- ネットで調べると仏眼相がある人が多く見つかる
- 仏眼相はテレビや雑誌などで特集されやすい
- あるコミュニティ内で仏眼相を持つ人が多い
それぞれ解説します。
ネットで調べると仏眼相がある人が多く見つかる
これは仏眼相に限った話ではないですけど、基本的にネットで調べると仏眼相を持っている人は多くいるように感じると思います。
仏眼相を持っている人は仏眼相のことを調べることが多くなります。そりゃあ気になる線だと思うし、気になる線ならネットで調べたりしますよね。
それは仏眼相を持っている人は同じように考えると思います。
その結果、ネットで調べたりすると『思ってる以上に多くの人が仏眼相を持っている』と感じるだろうし、画像などを調べると「こんなに多くの人が持ってるなら珍しくはないのでは?」と考えてしまうのも無理はないかなと。
最近ではYouTubeなどで仏眼相の解説をしている人も多いので、動画のコメント欄には仏眼相を持っている人が多くいるのも一つの理由。
「自分にもあります!」とかいうコメントを見ると「あれ、結構多くいるのね。」と思うかもしれないですね。
ただし、全体的な話で言えば『仏眼相=珍しい線』とは言えるかなと。
仏眼相はテレビや雑誌などで特集されやすい
仏眼相は霊感と関わりのある線とされるので、テレビや雑誌などで特集されやすい線です。
例えばテレビでタレントの手相を見る企画があったとします。
その中に一人でも仏眼相を持っている人がいたら「これは仏眼相という線で…。」という解説はほぼ入ってくると思います。
手相的にも有名な線だし、霊感やスピリチュアルとも関わりがあるという線でもあるので、紹介しない方がむしろ珍しいと思います。
テレビ番組とか雑誌の特徴としても、こういうスピリチュアル系の手相は好んで特集したかったりするんですよね多分。
ただ、タレントの仕事をしている人には仏眼相が出てきやすいor既に出ていることがあるので、結果的に『仏眼相=珍しくない』と感じてしまうことはあるかなと。
気のせいかもしれないですけど、手相を特集する番組ではだいたい仏眼相を持っている人が数人はいる気がします。
また、そもそも占い師に仏眼相が出ていることが多いので、手相特集のコーナーをやるのであれば、画面越しにでも見かける機会は多いかもしれないです。
まぁ最初からそれらを見越してキャスティングしてる可能性はありますけどね。
あるコミュニティ内で仏眼相を持つ人が多い
あるコミュニティ内で仏眼相を持つ人が多く集まっている場合もあります。
上にも書いたように『仏眼相』は占い師に多く見られる線なので、占い師が多く集まるコミュニティ内であれば「え、みんなあるじゃん!」と思うことはあり得るかなと。
私は占い師のコミュニティに属しているわけではないですけど、それでも「あぁ、仏眼相って占い師に多いんだなぁ。」と分かるレベルなので。(私にも仏眼相っぽい線がある)
もちろん、占い師のコミュニティに限った話ではなく『家系的なもの』や『空想的なものに惹かれた人が集まるコミュニティ』なども当てはまります。
ちなみに『怪談好きな人』にも仏眼相を持っている人が多いという話を聞いたことがあるので、そういう非現実的な話に興味がある人は仏眼相を持ってたりすると思います。
仏眼相はどれくらいの人が持っている?
仏眼相を持っている人がどれくらいいるのか?は分からないですけど、大体50人に一人くらいかなと。(数字は感覚値、つまり適当)
片手だけだと50人に一人、両手にある人は数百人に一人とかになると思います。
仏眼相に限らず片手の場合は持っている人の数はそこそこいるのかなと。とあるコミュニティ(占い師の集まりなど)によっては持っている人が多く「珍しくない」と感じることはあると思います。
両手に仏眼相がある人はほとんどいない
片手に仏眼相がある人はたまにいますけど、両手に仏眼相がある人はほとんどいません。
手相占いを仕事にしてる人でさえ滅多に見られないので、両手に仏眼相があったら『ほぼ間違いなく希少』と言っていいのかなと。
手相において希少性はあんまり関係ないですけど、それでも珍しい手相に変わりはないですね。
※活躍してるタレントや人気占い師であっても両手に仏眼相が出ている人は滅多にいないので、そう考えると両手仏眼相はめちゃめちゃ稀少性の高い線だと言えます。
綺麗な仏眼相は滅多に出てこない
仏眼相は親指の第一関節に楕円形の線が出てくるものを言いますけど、綺麗に出ている場合は普通に珍しいです。
大体は綺麗な線にはならず、カタチが変だったり、切れていたり、線が入っていたりします。
なので、仏眼相がある人は50人に一人くらいと書いたものの「綺麗な」という条件を加えると、もっと少なくなりますね。
ちなみに『綺麗な線のみを仏眼相と呼ぶことが多い』ので、カタチが崩れていたり、切れている場合は仏眼相と呼ばないこともあります。
ただ、カタチが崩れていたり切れていても、仏眼相の特徴が出ている場合もあるのであまり気にしなくて良いかなと。
仏眼相は占い師に多い手相と言われている
仏眼相は霊感やスピリチュアルと関わりのある線なので、占い師には出ていることが多いと言われています。
占い師は基本的に占う側なので占い師の手相を見る機会は多くないですけど、一般的な括りで見ると「持っている人は多い!」という結果になるかなと。
もちろん、仏眼相がない占い師もいるし、全体的な話で言えば仏眼相を持ってない占い師の方が多いと思いますけど、不思議なことに占い師には出てきやすい線だったりします。
仏眼相の稀少性を気にする必要はない
仏眼相に限らず手相の稀少性を気にする人は多いですけど、正直あんまり気にしなくて良いです。
なぜなら、稀少性を気にしてもプラスになることはほとんどないから。
手相において大事なのは稀少性ではなく、特徴を知り、それを活かすことにあります。
手相の稀少性を気にするよりも「線が持つ特徴はなんだろう?どうしたらそれを活かせるんだろう?」と考えて行動する方が自分にとってプラスになります。
仏眼相を持っているなら感覚を磨いてみるとか、少しスピリチュアル的なことを勉強してみるとか、記憶力を磨いてみるとか、記憶力を活かした仕事をしてみるとか、いろんな活かし方があるわけです。
本来目を向けるべきところは手相の線が持つ特徴の部分ということはぜひとも覚えておいてほしいですね。(稀少性だけ気にしても何もいいことはないので。)
要するに
『みんなにあるとかみんなにはないとか、そういうのはどうでもいい』
ということ。
自分の手相を見て、それらの線を上手くいかせるかどうかの方が手相的には価値があるのでね。(だから誰かと比べるものでもない。)
希少性よりも手相の意味を考えた方がいい
上にも書いたように、手相の線の希少性を気にすること自体に意味はないです。
仏眼相が珍しい手相だとしても、何かいいことが起こるわけじゃないし、意味を知らなきゃ活かすこともできません。
珍しい手相がある方がいいと思いがちですけど、意外とそうでもなかったりするので、手相の希少性を気にするのはやめた方がいいと思います。
もちろん、希少性のある手相があることでポジティブに行動できるのなら気にする価値は十分ありますけどね。(本来そっちの方が価値あることなので。)
まとめ
仏眼相の珍しさについて書いてみました。
結論としては「仏眼相は珍しい線。みんなにある!と言える程多くの人は持ってない。」ということ。
数字にして約50人に一人(片手)、数百人に一人(両手)という感じかなと。
ただ、これはあくまでも私の見解なので人によっては違う見方の可能性もあります。
とはいえその数字を深く気にする必要はないので「へ~。一応珍しい線なんだなぁ…。」という程度の理解で良いと思います。
それ以上に気にするべきなのは、仏眼相の特徴をどうやって活かしていくか?なので、そこを考える時間を取ってみてください。
※仏眼相の詳しい解説記事を書いたので良ければチェックしてみてください。