手相にはますかけ線と呼ばれる線がありますけど、ますかけ線にはさらに『変形ますかけ線』と呼ばれる出方があります。
今回は変形ますかけ線の意味を解説していきます。
正確に意味を取るのが難しい線ではあるものの、個人的な意見ベースで解説していくのでよければチェックしてみてください。
変形ますかけ線とは?
変形ますかけ線は文字通り、ますかけ線が変形している状態のことを言います。
ますかけ線は知能線と感情線が一本になっているものを言い、変形ますかけ線は知能線と感情線が一本になっているように見えるものの、別の線が出ている状態になります。
完全なますかけ線と見るためには『知能線と感情線が一本になっている』というのが条件。
※上の画は変形ますかけ線でもあり、ますかけ線でもある特殊なタイプ。
変形ますかけ線はますかけ線の意味が弱まっているイメージなので、パワーとしてはちょっと劣ります。
- 個性が強い
- 我が強すぎる
- 波乱万丈の人生
- 運気の波が激しい
- 成功運を秘めている
- アイデア力がある
- チャレンジ精神強め…など。
【参考記事】ますかけ線の特徴を深掘り解説|我が強い・運気の波が激しさ・チャレンジ精神がポイント
(これらの意味が弱まるか、もしくはほとんど無い状態。変形ますかけ線の方がますかけ線より優れている点というのは基本的にはないです。なぜなら変形だから。)
両手ますかけ線>片手ますかけ線>変形ますかけ線>一般的な手相
こんなイメージを持っておけばなんとなくでも理解できるかなと。(ただし、変形ますかけ線にもいろいろあるので、一概に意味の強さを判断できるわけではないです。強弱が逆転することもあり得ます。)
ますかけ線が両手に出ている意味を徹底解説|平凡・宝くじ・恋愛などの情報あり
変形ますかけ線と神秘十字線がある意味
手相ではたまに神秘十字線が繋ぎの役割を果たす状態で出てくることがあります。
ただ、これは手相的に言うと変形ますかけ線ではないです。
ぱっと見だと一直線になっているのでますかけ線や変形ますかけ線っぽいですけど、この場合はむしろ一般的な手相寄りになります。
だからますかけ線の意味を自分に当てはめても「ん?なんか当たってる気がしないなぁ。」となることがあるかなと。
意味としては知能線・感情線の一般的な意味に加えて神秘十字線の意味が出てくる感じ。簡単に言ってしまえば神秘十字線が出ている一般的な手相ということ。
ちなみに、変形ますかけ線じゃないからダメ!というわけじゃないし、神秘十字線がある時点でむしろ良い状態なのでマイナスに考える必要はないです。
変形ますかけ線と二重知能線がある意味
変形ますかけ線に加えて別に知能線が出てくることがあり、この場合、変形ますかけ線と二重知能線を持っていることになります。
ただ、変形ますかけ線と二重知能線は若干矛盾するような意味を持つので、パワーとしては弱くなる印象があります。※実際のところは不明。
例)ますかけ線は自分が決めたことをゴリゴリに突き通すイメージ。二重知能線はいろんな情報を上手くまとめていろんなことを考えるイメージ。
上手く使えばどちらもパワーも最大限活かせるとは思いますけど、本人の中で矛盾を抱えるとパワーが落ちる気がするので、そこはちょっと意識した方が良いかなと。
要するに『ますかけ線のパワーと二重知能線のパワーをいろんな場面で使い分けるようにすればいい』という話。
簡単ではないですけど、それができると仕事などではとんでもない結果を残す可能性は高いです。
変形ますかけ線と二重感情線がある意味
変形ますかけ線に加えて別に感情線が出てくることがあり、この場合、変形ますかけ線と二重感情線を持っていることになります。
ただ、これも上の話と同様に矛盾を抱えるタイプの線です。
例)ますかけ線は自分の主張をゴリゴリに押し通すタイプ。二重感情線は人の気持ちを想像できて思いやる気持ちが強いタイプor自分の主張や感情に対して素直になる(≒強引さが出る)タイプ。
場面によってプラスに働くこともあれば、マイナスに働くこともあるので、結果的に本人の中で「ん?」となることがあるかなと。その状態はつまり矛盾。
特に感情メインの線なのでより読み解くのが難しい状態ですね。
とりあえず自分らしさを大事にしていきましょう。
感情線の情報を論理的に読み解こうとしても「ん?」となることが多いし、本人の自覚が難しいことが多いと思うので、あまり深く考えず自分らしくを大事にしていけば基本的には大丈夫。
勘違いしやすい変形ますかけ線
変形ますかけ線を見分けるのは難しいんですけど、上の画は変形ますかけ線です。
一方、下の画は変形ますかけ線ではないです。
知能線と感情線がそれぞれあってかつ、知能線or感情線から支線が出ている場合は変形ますかけ線ではないです。
※このタイプがわりと多い印象。
ほとんど同じに見えるので間違える人も多いし、なんなら正しく見るのはかなり難しいんですけど、一応こういう違いがあります。
ただ、知能線と感情線が独立している一般的な手相に比べると、ちょっとだけパワーが強くなります。枝分かれの線は基本的にプラスの意味を持つので。
具体的にどういう特徴を持つのか?というのは手相を見ないと分からないし、何より本人が何をどう考えているタイプなのか?が分からないと詳しいことは書けないですね。
ザックリとした意味としては「下の画の方は変形ますかけ線ではないよ。ただ一般的な手相よりもちょっとだけ知能線と感情線のパワーが強くなるかもよ。」ということ。
変形ますかけ線がある人の適職
変形ますかけ線はどちらかと言うとますかけ線寄りの線なので、ますかけ線の適職をベースにして考えるのが良いかなと。
変形ますかけ線はますかけ線と一般的な手相の中間みたいな線なので、良い意味で言えばいろんなことが向いてるし、悪い意味で言えば中途半端であんまり向いてないとも言えます。
ますかけ線の適職に関してはこの記事で解説してるので良ければチェックしてみてください。
ただし、そもそもな話として私は「手相で適職を探すのはあんまり良くない!」と思ってるタイプなので、あくまでも参考程度に理解してください。
そしてこの話を聞いて「あぁ、自分には当てはまってなさそうだな。」と思ったらスルーして全然問題ないです。
まとめ
変形ますかけ線について書いてみました。
変形ますかけ線はいろんなパターンがあることに加え、はっきり意味を取るのが難しい線です。ますかけ線であれば「こういう特徴がありますよ!活かすならこう考えた方が良いですよ!」とわりとはっきり言えるんですけどね。
とりあえず自分の手相が変形ますかけ線っぽいと思ったら、今回の記事をちょっと参考にしてみてください。よくあるパターンは上に書いたので、なんとなくでも理解できるはず。
あとは自分の生き方や好きなこと、仕事などと照らし合わせて考えてみてください。
それでも「これってどういうことなんだろう?」と疑問に思うようであれば、プロの占い師に手相を見てもらうのが良いかなと。
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